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J-GLOBAL ID:202002255203932624   整理番号:20A0108599

超臨界二酸化炭素処理がポリエステルの酵素分解性に及ぼす影響

The Effect of Supercritical Carbon Dioxide Treatment on Enzymatic Degradability of Polyester
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  ページ: 19-23 (WEB ONLY)  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: U1793A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超臨界二酸化炭素(scCO2)で処理したポリエステルの酵素分解に及ぼす分解性への影響について調べた。本研究では,ポリ(ブチレンサクシネートアジペート)(PBSA)の分解性,および処理前後の熱特性を評価した。酵素で分解されやすいPBSAをポリマーとして使用した。scCO2を用いた厚さ100μmのPBSAフィルムの処理は,40°C,14MPaの高圧反応装置で3時間,攪拌(100rpm)しながらステンレス鋼耐圧容器(0.5L)内で行った。PBSAの酵素分解にはリパーゼCAを使用した。リパーゼCAを,濃度5U/mgポリマーで,50mMのリン酸緩衝液(pH7)に溶解し,そして酵素活性を維持するために,40時間毎に溶液を交換した。酵素分解は,37°Cのリン酸緩衝液中で振盪しながら実施した。未処理のPBSAはリパーゼCAで容易に分解され,120時間後に元の質量の45%が残った。scCO2で処理されたPBSAは,より急速に分解され,残りの重量は同じ時間後に38%を示した。PBSAのTgは,処理後-42.6°Cから-39.9°Cへ増加し,その結果,scCO2処理は,アモルファス領域のポリマー鎖を均一に収縮させるようである。ポリマー鎖のより密なパッキングがPBSAの分解性に影響したと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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高分子廃棄物処理  ,  ポリエステル,アルキド  ,  表面処理  ,  物理的性質一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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