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J-GLOBAL ID：202002255776338952   整理番号：20A0826244

クロモジの抽出成分 2-含有フェノール成分と個体・季節間での含有テルペン類の違い-

著者 (7件)： 橋田光 (森林総合研) ,  楠本倫久 (森林総合研) ,  松井直之 (森林総合研) ,  牧野礼 (森林総合研) ,  大平辰朗 (森林総合研) ,  佐藤愛美 (山形大) ,  芦谷竜矢 (山形大)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 70th  ページ： ROMBUNNO.M17-P3-15  発行年： 2020年03月16日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クスノキ科の落葉低木であるクロモジは,楊枝や生薬,香料やお茶等に利用されている。これまでの研究で,部位間や近縁種間で成分組成の傾向が異なることを明らかにした。クロモジ利用に向けた基礎的知見を得るため,本研究では含有するフェノール成分と,個体や季節間における含有テルペン類の違いを検討した。含有フェノール成分を検討した結果,葉及び枝何れにも特徴的なフラボノイドであるPinosembrin chalcone,Pinosembrin,Pinostrobin chalcone,Pinostrobinが含まれることが示された。含有テルペン類の個体・季節間における違いを検討した結果,葉では1,8-Cineolと(-)-Linalool,枝では(+)-LinaloolとGeranyl acetate及びGeraniolが主成分であり,それぞれの成分において個体による含有量の差が大きいことが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： クロモジ属 ,  成分 ,  *フェノール類 ,  *テルペノイド ,  フラボノイド ,  脂環式化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  二環モノテルペン ,  鎖状モノテルペン
準シソーラス用語： *クロモジ ,  テルペン類 ,  抽出成分 ,  Lindera umbellata

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (5件)： (+)-リナロオール ,  (-)-リナロオール ,  1,8-シネオール ,  ゲラニオール ,  ゲラニルアセタート

タイトルに関連する用語 (5件)： 抽出成分 ,  フェノール ,  個体 ,  季節 ,  テルペン類