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J-GLOBAL ID:202002258557987145   整理番号:20A0463524

微細光ファイバセンサを用いたリチウム-空気電池の多孔質正極内の酸素濃度測定

Oxygen concentration measurement in the porous cathode of a lithium-air battery using a fine optical fiber sensor
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 19-00095(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0666A  ISSN: 2189-5236  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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放電時のリチウム-空気電池の多孔質正極内の酸素濃度分布を,微細光ファイバセンサを用いて測定した。リチウム-空気電池は理論的には容量が最も高い。しかし,実用化のためには,リチウム-空気電池の電力密度を改善する必要がある。より強力な水系リチウム-空気電池を実現するためには,多孔質正極への十分な酸素供給が必要である。以前の研究は,多孔質正極構造内の酸素濃度を測定していなかった。本研究では,白金テトラキスペンタフルオロフェニルポルフィン(PtTFPP)を酸素指示薬として用いた。PtTFPPを励起光に曝露すると,りん光発光が起こり,その強度は酸素分圧に依存する。したがって,リン光強度を測定し,較正データを用いて酸素濃度を得ることができる。微細光ファイバセンサ(直径110μm)をその端部にPtTFPPを塗布して構築した。実験結果によると,電流密度が増加すると,多孔質正極の酸素濃度は大幅に減少した。水性電解液中の遅い酸素輸送と空気層-多孔質正極間の電解液の存在のため,十分な酸素が多孔質正極に供給されない。それ故,電極表面近傍の酸素だけが放電に寄与する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
二次電池  ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学 
引用文献 (6件):
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