文献
J-GLOBAL ID:202002260166552145   整理番号:20A2608617

山形県庄内地方における水稲直播栽培の経営的評価と課題

Evaluation of Direct Seeding in Rice Cultivation in Shonai District of Yamagata Prefecture
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 10-18  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: L7849A  ISSN: 2187-297X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の水稲栽培において労働力の減少やコスト削減への対応として直播栽培の導入が進められている.東北有数の水田作地帯である山形県庄内地方においても,近年直播栽培面積が年々増加する傾向にある.当該地域で現在主流である直播技術は,鉄コーティング湛水直播であり,直播栽培全体に占める面積割合は約7割に上っている.しかし庄内地方においても農家の高齢化が深刻な状況にあり,今後担い手層の規模拡大が急速に進行していくことが予想される.そこで本研究では,庄内地方における直播栽培の導入可能性を検討することを目的に,庄内地方における直播栽培の現状と課題を明らかにし,現行の技術よりさらに省力・低コスト化が図られる「無コーティング代かき同時播種直播」及び「不耕起V溝乾田直播」の栽培試験の結果からその導入効果と課題を明らかにする.調査の結果,庄内地方では鉄コーティング直播の普及率が高いが,現状よりもさらに規模拡大が可能な技術,コスト低減が図られる技術が求められていることが明らかとなった.そして当該技術の栽培試験の結果からは無コーティング直播,不耕起V溝直播ともにその省力・低コスト性が明らかとなった.さらに,これらの技術を導入した場合の規模拡大可能性について,既往の直播栽培体系と比較して検討を行った結果,より一層の規模拡大が可能となることが示唆された.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  稲作 
引用文献 (7件):
  • 前川英範・南石晃明 (1999) 「水稲湛水直播栽培の導入効果-条播および散播を対象とした数理計画法分析-」 『農業経営研究』 37(3): 31-41.
  • 宮本誠・松本功・岩井正志 (1998) 「水稲直播栽培の規模拡大・コスト低減効果とその限界」 『農業経営研究』 36(2): 60-65.
  • 農林水産省 (2008) 「水稲直播栽培の現状について」
  • 大石亘 (2006) 「営農計画のための線形計画法プログラム XLP」, 『農業情報研究』 17(2): 0-59.
  • 大石亘 (2018) 「営農計画モデル作成自動化プログラム BFM」, 『農業情報研究』 17(2): 0-59.
もっと見る

前のページに戻る