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J-GLOBAL ID:202002261009329745   整理番号:20A0825861

担子菌Phanerochaete chrysosporium由来のセロビオヒドロラーゼCel6Aのフリーシステイン置換による熱安定化

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資料名:
巻: 70th  ページ: ROMBUNNO.K16-09-1045  発行年: 2020年03月16日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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セルロース系バイオマスの酵素糖化は,環境負荷の低いバイオマス変換手法として位置づけられる。高温における反応では,基質の分解速度が増加し,微生物による汚染も予防できるが,酵素の熱失活は高温での触媒効率を低下させるため,酵素糖化における大きな課題である。セルラーゼの一種セロビオヒドロラーゼ(CBH)のうち,糖質加水分解酵素ファミリー(GH)6に属するCBH(Cel6)はGH7のCBH(Cel7)と比較して熱に弱いとされている。そこで,本研究では,担子菌Phanerochaete chrysosporium由来のCel6(PcCel6A)の熱安定性向上を目指し,ジスルフィド結合を形成しないシステイン(フリーシステイン)をセリンに置換した変異体(PcCel6A_C240S/C393S)を作製した。高温での活性測定とX線結晶構造解析の結果から,フリーシステインの置換によってPcCel6Aは熱安定化し,そのメカニズムにはC393Sを含む水素結合ネットワークが維持され,分子鎖全体の動きが抑えられたことが関わっていると示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  木材化学 

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