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J-GLOBAL ID:202002263171489578   整理番号:20A0665089

IL-33は保護的鼻内インフルエンザワクチン接種に対するヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンのアジュバント効果に必須である【JST・京大機械翻訳】

IL-33 Is Essential for Adjuvant Effect of Hydroxypropyl-β-Cyclodexrin on the Protective Intranasal Influenza Vaccination
著者 (27件):
資料名:
巻: 11  ページ: 360  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ワクチンアジュバントはワクチンの免疫原性を増強し,調節するために伝統的に使用されているが,多くの場合,特異的分子がそれらの刺激活性に寄与することは不明である。著者らは以前に,溶解性を改善するために広く使用されている医薬品賦形剤であるヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HP-β-CD)の皮下および鼻腔内投与の両方が,インフルエンザワクチンのための有効なアジュバントとして作用できることを報告した。しかしながら,粘膜免疫経路がHP-β-CDの鼻腔内アジュバント活性に重要である機構は完全には明らかにされていない。ここでは,鼻腔内に投与されたHP-β-CDが肺における肺胞上皮型2細胞からのIL-33の一時的放出を誘発することを示した。特に,これらの細胞におけるIL-33発現は,他のワクチンアジュバントの使用後に刺激されない。遺伝子欠損マウスを用いた実験により,IL-33/ST2シグナル伝達は鼻腔内に投与された時にHP-β-CDのアジュバント効果のみに関与することを示唆した。対照的に,粘膜アジュバントとしてのHP-β-CDの皮下注射とミョウバンの鼻腔内投与は,IL-33/ST2経路が鼻腔内投与HP-β-CDのアジュバント性に独特であることを示唆した。さらに,IL-33の放出は,HP-β-CDアジュバント化インフルエンザ分割ワクチンの鼻腔内投与により誘導されるインフルエンザウイルス感染に対する防御免疫に関与していた。結論として,著者らの結果は,投与経路および組織特異的免疫応答の理解がユニークなワクチンアジュバントの設計に重要であることを示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 
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