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J-GLOBAL ID:202002263527812829   整理番号:20A1517445

画像Jソフトウェア用のマクロプログラムLigninJを用いたArabidopsis thalianaのストレス誘発リグニン沈着の画像解析

Image analysis of stress-induced lignin deposition in Arabidopsis thaliana using the macro program LigninJ for ImageJ software
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 105-109(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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維管束植物においてリグニンは形態形成中に沈着するが,ストレス条件下でも沈着する。ストレス誘発リグニン沈着の度合いを評価することは植物組織で局所的かつ不規則に発生するので複雑である。本検討では,ウィースナー(フロログルシノール-HCl)染色後にリグニン化の領域およびレベルを自動的かつ効率的に解析するため,オープンソースソフトウェアImageJ用のマクロプログラムとしてLigninJを開発した。ウィースナー反応に続く赤色の検出用にCIELAB色空間を用いた。さらにLigninJは個々のカラー画像に固有であるバイアスを低減するために,バックグラウンドレベルとその白色バランスを調整する機能を有する。さらにLigninJは多重画像のバッチ分析に使用でき,画像当たり約2秒を要する。本検討において,著者らはArabidopsis thaliana生態型Landsberg erectaとColumbiaの子葉における創傷誘発リグニン沈着を解析し,Arabidopsisの木化(lig)突然変異体の根における異所的リグニン沈着について評価した。著者らの結果からこの方法がストレス誘発リグニン沈着の度合いの評価に有効であることを確認できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  植物学研究法 
引用文献 (12件):
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