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J-GLOBAL ID：202002263692708452   整理番号：20A0740785

LC-MS/MSによる農産物中の残留農薬一斉試験法の妥当性評価

Validation study of Simultaneous Determination Method for Pesticide Residues in Agricultural Products by Using LC-MS/MS.

著者 (4件)： 小澤祐子 (石川県保健環境セ) ,  細川明香 (石川県保健環境セ) ,  山森泰大 (石川県保健環境セ) ,  竹田正美 (石川県保健環境セ)
資料名： 石川県保健環境センター研究報告書  (Research Report from Ishikawa Prefectural Institute of Public Health and Environmental Science)
号： 56  ページ： 26-32  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： L4106A  ISSN： 1349-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 当センターで食品中の残留農薬分析に使用していたGC-MSをGC-MS/MSに更新したため,新たに検討したGC-MS/MS及びLC-MS/MSによる農産物中の残留農薬一斉試験法について,妥当性評価を実施する必要が生じた。このうちLC-MS/MS測定について,MS/MS条件を最適化し,MS内部の汚染を抑制する目的で注入量について検討を行った結果,その少量化を図ることができた。この方法を用いてLC-MS/MS測定対象121成分の妥当性評価を実施した結果,玄米で105成分,ほうれんそうで111成分,キャベツで108成分,ばれいしょで109成分,トマトで112成分,オレンジで89成分が評価基準に適合した。(著者抄録)

シソーラス用語： *残留農薬 ,  同時分析 ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  評価基準
準シソーラス用語： *LC/MS/MS ,  一斉分析 ,  妥当性評価 ,  農産物

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

引用文献 (8件)：

• 厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知:食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドラインの一部改正について,食安発1224第1号,平成22年12月24日
• 厚生労働省告示第340号:食品,添加物等の規格基準,昭和34年
• 厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知:食品に残留する農薬,飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法について,食安発第0124001号,平成17年1月24日
• 水口竜人,小澤祐子,由田洋一,新家薫子,砺波和子:LC-MS/MSを用いた農産物中の残留農薬一斉試験法の妥当性評価について(第1報),石川県保健環境センター研究報告書,52,26-44(2015)
• 水口竜人,小澤祐子,由田洋一,新家薫子,砺波和子:LC-MS/MSを用いた農産物中の残留農薬一斉試験法の妥当性評価について(第2報),石川県保健環境センター研究報告書,54,1-11(2017)

タイトルに関連する用語 (6件)： LC-MS ,  農産物 ,  残留農薬 ,  試験法 ,  妥当性 ,  評価