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J-GLOBAL ID：202002264747469365   整理番号：20A0994728

「レーザーの特徴を利用した研究開発 IV」-東京大学弥生研究会-原子・分子の分光分析技術とその応用 2 過酷環境下での遠隔レーザー分析技術

Remote laser analysis technique in harsh environment

著者 (4件)： 大場弘則 (量子科学技術研究開発機構) ,  若井田育夫 (日本原子力研究開発機構) ,  平等拓範 (分子科研) ,  平等拓範 (理研)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 62  号： 5  ページ： 263-267  発行年： 2020年05月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所の廃炉においては,世界でも例のない事故炉からの溶融燃料デブリ等の安全かつ円滑な取り出しが求められている。我々は,事故炉内の高放射線,水中等の過酷環境下において,炉内の燃料デブリ性状把握等サーベイランスが可能な遠隔分析を実現するために,レーザー光およびプラズマ発光を耐放射線性光ファイバーで長距離伝送するレーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)法を提案し,技術開発を進めている。本稿では,光ファイバー伝送LIBS技術を利用して様々な環境下や試料を用いて遠隔迅速その場分析を実証した試験結果,および過酷な環境へのセラミックマイクロチップレーザーを利用した遠隔LIBS分析技術の適用可能性について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *炉心溶融 ,  *核分裂生成物 ,  原子炉事故 ,  福島県 ,  環境 ,  遠隔測定 ,  *レーザ分光法 ,  レーザアブレーション ,  発光分析 ,  固体レーザ ,  セラミック ,  時間分解分光法 ,  発光スペクトル ,  可能性 ,  レーザ応用 ,  ファイバレーザ
準シソーラス用語： セラミックレーザ ,  その場測定 ,  マイクロチップレーザ ,  *レーザ誘起破壊分光法 ,  過酷環境 ,  適用可能性 ,  *燃料デブリ ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (1件)： 原子炉工学一般  (MD01000C)

引用文献 (14件)：

• 1) http://www.dd.ndf.go.jp/jp/strategic-plan/book/20190909_SP2019FT.pdf
• 2) D. A. Cremers et al., “Handbook of Laser-Induced Breakdown Spectroscopy”, 2nd Edition, (Wiley, 2013).
• 3) C. Ito et al., J. Nucl. Sci. Technol., 51, 944 (2014).
• 4) F. J. Fortes et al., Anal. Chem. 85, 640 (2013).
• 5) A. Whitehouse et al., Spectrochim. Acta B, 56 821 (2001).

タイトルに関連する用語 (10件)： レーザー ,  研究 ,  開発 ,  東京大学 ,  原子 ,  分子 ,  分光分析 ,  応用 ,  過酷環境 ,  分析技術