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J-GLOBAL ID:202002265098392005   整理番号:20A0389519

第2世代高分解能末梢定量計算機トモグラフィー(HR-PQCT)を用いた変形性膝関節症患者における軟骨下海綿骨のin vivo分析【JST・京大機械翻訳】

In vivo analysis of subchondral trabecular bone in patients with osteoarthritis of the knee using second-generation high-resolution peripheral quantitative computed tomography (HR-pQCT)
著者 (9件):
資料名:
巻: 132  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0177D  ISSN: 8756-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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軟骨下骨は,膝関節症(OA)の病理学的機構において重要な役割を果たす。高分解能末梢定量的コンピュータ断層撮影(HR-pQCT)はヒト骨の非侵襲的微細構造解析を可能にする画像診断法であり,第二世代は膝の走査を可能にする。本研究の目的は,内側膝OA患者における軟骨下骨梁骨のin vivo解析を行い,内側膝OAにおける骨微細構造の特徴を明らかにし,骨微細構造と疾患のステージと下肢アラインメントの間の関係を検討することであった。対象は,内側膝OA患者(Kellgren-Lawrence(KL)グレード2,n=5,KLグレード3,n=7,KLグレード4,n=4,平均年齢:66.0歳;BMI:23.8kg/m2),平均年齢:66.0歳,BMI:23.8kg/m2)を含む20人の女性であった。近位脛骨(20mmの長さ)を60.7μmのボクセルサイズで第二世代HR-pQCTにより走査した。5mmの長さの軟骨下骨梁骨量を内側および外側プラトーから抽出した。次に,それらを4つの領域に分割した:前部,中央,内側または外側,および後部。最後に,軟骨下骨微細構造パラメータを分析し,各プラトーと領域の間で比較した。微細構造パラメータと疾患ステージ(KLグレード,最小関節空間幅),およびそれらのパラメータと下肢アラインメントの間の関係(feけい骨角度:FTA,機械的軸偏差:MAD)も調査した。内側プラトーにおいて,容積骨密度(vBMD),骨体積分率(BV/TV)および骨梁厚さは有意に高く,構造モデル指数(SMI)は外側プラトー,特に前部,中央および内側領域においてより有意に低かった(それぞれp<0.01)。内側プラトーの前部領域において,vBMD,BV/TVおよび連結性密度はKLグレード,FTAおよびMADと強い正の相関を示した(r範囲:0.61~0.83)。一方,小柱分離およびSMIはKLグレード,FTAおよびMADと強い負の相関を示した(r範囲:-0.60~-0.83)。内側けい骨プラトーにおいて,外側よりも高い骨容積,小柱厚さ,およびより板状の構造が観察された。内側プラトーの前部領域における軟骨下骨微細構造はKLグレードおよび下肢アラインメントと強い関係を示した。これらの結果は,この領域における軟骨下骨の微細構造が,特に内側膝OAにおいて,代表的な指標を提供する可能性があることを示している。本研究は,他の民族群よりBMI分布の低い特異的にアジアのコホートを含むが,提示した技術はOAの病因の研究または治療効果の評価に有用である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学 

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