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J-GLOBAL ID：202002265394475258   整理番号：20A1237666

レーザ熱処理によるアルミニウム合金の冷間90°曲げ加工の実現

Cold Right Angle Bending of Aluminum Alloy by Laser Irradiation

著者 (5件)： 河村伸義 (成蹊大学大学院理工学研究科 現在:三菱電機(株)) ,  酒井孝 (成蹊大学 理工学部) ,  KOU Ka ((株)アマダ) ,  JIN Yingjun ((株)アマダ) ,  小俣均 ((株)アマダ)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 61  号： 709  ページ： 27-32(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軽量2000系アルミニウム合金は,優れた比強度とリサイクル性を有する。しかし,板材を曲げ加工すると,割れやシワなどの欠陥が発生する。これらの問題を解決するために,レーザ照射による熱処理により曲げ加工性を改善することを目的とした。レーザ照射を用いると,照射幅や照射部を望みどおりに設定できるので,曲げ部のみに熱を加えられる。レーザ照射熱処理後の冷却速度を遅くすることにより,90°冷間曲げまでの曲げ加工性の改善を見出した。そこで,曲げ加工性向上の要因を明らかにするために,SEM装置を用いて結晶粒,集合組織,硬さの変化を調べた。曲げ加工性が向上した試験片では,析出物の量は減少し,それらのサイズは増加し,より粗い析出物をもたらした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  銅含有合金 ,  *冷間加工 ,  曲げ加工 ,  成形性 ,  レーザ照射 ,  *レーザ加熱 ,  冷却速度 ,  熱処理 ,  析出硬化 ,  析出物 ,  金属組織 ,  集合組織 ,  ハロゲン電球 ,  A2017 ,  A2024 ,  組織
準シソーラス用語： ミクロ組織【金属組織】 ,  ハロゲンランプ

著者キーワード (7件)： 曲げ ,  加工性 ,  アルミニウム ,  レーザ ,  降水 ,  熱処理 ,  冷間加工

分類 (3件)： プレス加工  (WC04050H) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  熱処理技術  (WC03020T)

引用文献 (4件)：

• 1) Matayoshi, Y., Sakai, T., Jin, Y. & Koyama, J.:J. Jpn. Inst. Light Met., <b>65</b>-8 (2015), 339-343.
• 2) Kikuta, S., Sakai, T., Jin, Y. & Koyama, J.:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., <b>54</b>-625 (2013), 170-174.
• 3) Nakanishi, H., Asano, M. & Yoshida, H.:J. Jpn. Inst. Light Met., <b>64</b>-6 (2014), 235-240.
• 4) Ikawa, S., Asano, M., Kuroda, M. & Yoshida, K.:J. Jpn. Inst. Light Met., <b>61</b>-2 (2011), 53-59.

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザ ,  熱処理 ,  アルミニウム合金 ,  曲げ加工