文献

J-GLOBAL ID：202002265526586128   整理番号：20A2789016

主要種子貯蔵蛋白質の同時抑制を伴う高胚乳特異的発現による組換蛋白質の生産収率と抽出効率の改良【JST・京大機械翻訳】

Improvement of production yield and extraction efficacy of recombinant protein by high endosperm-specific expression along with simultaneous suppression of major seed storage proteins

著者 (5件)： Takaiwa Fumio (PrevenTec inc. Ami-chuo 3-21-1, Inashiki, Ibaraki 300-0395, Japan) ,  Takaiwa Fumio (Institute of Agrobiological Sciences, National Agriculture and Food Research Organization Kannondai 3-1-3, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan) ,  Wakasa Yuhya (Institute of Agrobiological Sciences, National Agriculture and Food Research Organization Kannondai 3-1-3, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan) ,  Ozawa Kenjirou (Institute of Agrobiological Sciences, National Agriculture and Food Research Organization Kannondai 3-1-3, Tsukuba, Ibaraki 305-8604, Japan) ,  Sekikawa Kenji (PrevenTec inc. Ami-chuo 3-21-1, Inashiki, Ibaraki 300-0395, Japan)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 302  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト形質転換成長因子-β1(hTGF-β1)をトランスジェニックイネ種子において産生した。その生産収率を高め,それを単純に抽出するために,RNA干渉(RNAi)を介した内因性種子貯蔵蛋白質(SSP)の同時抑制とともに種子特異的プロモーターの制御下で発現させた。26kDaのα-グロブリン胚乳特異的プロモーターにより駆動すると,452μg/粒の著しく高いレベルまで蓄積した。しかし,18kDaオレオシン及びAGPアーゼプロモーターのような他の種子特異的プロモーターとの交換は,内因性SSPが類似レベルに減少したとしても,それぞれ62及び48μg/穀粒のレベルの顕著な低下をもたらした。これらの産生レベルは,グルテリンGluB-1胚乳特異的プロモーターとSSPの減少のないトウモロコシユビキチン構成プロモーターによりそれぞれ生産されたそれら(42と108μg/粒)とほぼ同じであった。これらのトランスジェニックイネ種子から種々の緩衝液でSSPを還元すると,それは変性剤溶液で可溶化でき,それは抽出のための還元剤の更なる補給を必要とするSSPを抑圧しないそれらと著しく対照的であった。この違いは,自己凝集または分子間ジスルフィド結合を介した残存プロラミンとの相互作用により,主にER由来構造に沈着するという事実と関連していた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  可溶化 ,  グルテリン ,  ジスルフィド結合 ,  ヒト ,  プロラミン ,  還元剤 ,  *胚乳 ,  プロモーター領域 ,  *組換タンパク質 ,  RNA干渉
準シソーラス用語： トランスジェニックイネ ,  内因性 ,  オレオシン ,  *種子貯蔵蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： TGF-β ,  RNA干渉 ,  種子貯蔵蛋白質 ,  ERストレス ,  イネ胚乳 ,  分子農業

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 種子貯蔵蛋白質 ,  胚乳 ,  発現 ,  組換蛋白質 ,  収率 ,  抽出効率