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J-GLOBAL ID：202002265822320835   整理番号：20A0531491

ダイゼインは,筋細胞における脂質蓄積を減少させるためにエストロゲン関連受容体α経路を介して酸化的リン酸化および脂肪酸酸化関連遺伝子の発現を促進する【JST・京大機械翻訳】

Daidzein promotes the expression of oxidative phosphorylation- and fatty acid oxidation-related genes via an estrogen-related receptor α pathway to decrease lipid accumulation in muscle cells

著者 (8件)： Kitamura Kanano (Department of Nutrition and Food Science, Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Erlangga Jane Surya (Department of Nutrition and Food Science, Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Tsukamoto Sakuka (Department of Nutrition and Food Science, Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Sakamoto Yuri (Laboratory of Nutritional Physiology, Tokyo Kasei University, 1-18-1 Kaga, Itabashi-ku, Tokyo, 173-8602, Japan) ,  Mabashi-Asazuma Hideaki (Department of Nutrition and Food Science, Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Mabashi-Asazuma Hideaki (The Institute for Human Life Innovation, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Iida Kaoruko (Department of Nutrition and Food Science, Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo, Tokyo 112-8610, Japan) ,  Iida Kaoruko (The Institute for Human Life Innovation, Ochanomizu University, 2-1-1 Otsuka, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8610, Japan)
資料名： Journal of Nutritional Biochemistry  (Journal of Nutritional Biochemistry)
巻： 77  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0597B  ISSN： 0955-2863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エストロゲン関連受容体(ERR)αは筋肉における脂肪酸酸化(FAO)及び酸化的リン酸化(OXPHOS)に関与する遺伝子を調節する。大豆イソフラボンダイゼインは推定ERRα活性化因子であることが報告されているが,遺伝子発現とFA代謝に及ぼすその影響についてはほとんど知られていない。本研究は,ダイゼインがFAOおよびOxPhos関連遺伝子に影響するかどうかを明らかにすることを目的とし,それにより筋細胞における細胞内FA代謝を調節する。この目的のため,C2C12マウス筋細胞系を用いた。ERRα発現C2C12筋管を50μMダイゼインで処理し,遺伝子発現を調べた。ピルビン酸デヒドロゲナーゼキナーゼ4(Pdk4)及びアシル補酵素Aデヒドロゲナーゼ(Acadm)のようなFAO遺伝子の発現及びATPシンターゼF1サブユニットβ(Atp5b)及びチトクロームc(Cycs)のようなOXPHOS遺伝子の発現はダイゼインにより有意に増加し,これらの効果はERRα阻害剤により部分的に遮断された。レポーター分析を用いて,ダイゼインがこれらの遺伝子のプロモーター活性を増強し,プロモーター領域におけるERRα応答要素がダイゼインの作用に必要であることを示した。最後に,ダイゼインは酸素消費の増加と関連したC2C12筋管における脂質蓄積を有意に減少させた。結論として,ダイゼインは少なくとも部分的にERRα関連経路を介してFAOとOXPHOSに関連する遺伝子の発現を調節することにより筋肉細胞における脂質沈着を減少させる。これらの結果は,ダイゼインが筋肉脂肪毒性によって引き起こされる様々な疾患に対して保護するための有益なツールであることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *筋細胞 ,  *酸化的リン酸化 ,  プロモーター領域 ,  筋管 ,  沈着 ,  サブユニット ,  *脂質 ,  *遺伝子 ,  *受容体 ,  遺伝子発現 ,  チトクロームc ,  ATPシンターゼ ,  *脂肪蓄積 ,  酸素摂取量 ,  分子遺伝現象 ,  消費 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： 酸素消費 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ダイゼイン ,  エストロゲン関連受容体α ,  脂肪酸酸化 ,  酸化的リン酸化 ,  骨格筋細胞

分類 (4件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

物質索引 (1件)： ダイゼイン

タイトルに関連する用語 (10件)： ダイゼイン ,  筋細胞 ,  脂質蓄積 ,  エストロゲン関連受容体α ,  経路 ,  酸化的リン酸化 ,  脂肪酸酸化 ,  遺伝子 ,  発現 ,  促進