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J-GLOBAL ID：202002265999145040   整理番号：20A2681861

木造住宅密集地域を対象とした復興まちづくり訓練で創発される<事前>復興まちづくり計画の意義と可能性 東京都豊島区での 10 年間のアクションリサーチ

A study of the community-based pre-disaster recovery planning on the high-density wooden housing area From an Action Research for more 10 years in Toshima ward, Tokyo

著者 (1件)： 市古太郎 (東京都立大学)
資料名： 都市計画論文集(Web)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (Web))
巻： 55  号： 3  ページ： 910-917(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2068A  ISSN： 2185-0593  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は豊島区を対象に,東日本大震災を挟んで10年間,8地区の復興まちづくり訓練で導出された<事前>復興まちづくり計画について,豊島区の事前復興まちづくりの経緯を事前予防型の防災まちづくり経緯と合わせて整理した上で,アクションリサーチとして進めてきた復興まちづくり訓練の一連の成果を,(1)区が提案した復興まちづくり方針,(2)時限的市街地に関する提案内容,(3)地域主体のくらしとまちの再建に向けた営みアイディア,の3つの視点から分析し,復興訓練地域参加者の意識調査結果も交えて分析考察を行ったものである.(著者抄録)

シソーラス用語： 市街地 ,  過密地区 ,  木造住宅 ,  *災害復旧 ,  *町づくり ,  東京都 ,  震災 ,  *防災計画 ,  都市計画 ,  意識調査 ,  適応訓練 ,  *市民参加 ,  研究 ,  行動科学
準シソーラス用語： 密集市街地 ,  豊島区 ,  東日本大震災 ,  事前復興 ,  防災訓練 ,  アクションリサーチ

著者キーワード (10件)： 復興事前準備計画 ,  復興まちづくり訓練 ,  創発性 ,  首都直下地震 ,  木造住宅密集地域 ,  Pre-disaster recovery planning ,  tabletop exercises for pre-disaster recovery planning ,  emergency ,  M7 earthquake centered directly under the capital ,  high density wooden housing area

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (16件)：

• 1) 国土交通省:復興まちづくりのための事前準備ガイドライン,2018/7月
• 2) 市古太郎,小野田知美,村上大和,饗庭伸,吉川仁,中林一樹:事前復興論に基づく震災復興まちづくり模擬訓練の設計と試行,地域安全学会論文集No.6,pp.357-366,2004
• 3) 加藤孝明,中村仁,佐藤慶一,廣井悠:未経験の復興状況に対応するための事前準備:復興状況イメージトレーニング手法の構築,都市計画論文集46,pp.913-918,2011
• 4) 市古太郎,吉川仁,中林一樹:2000年代に展開した「震災復興まちづくり訓練」の実施特性と訓練効果の考察̶ポスト東日本大震災期の事前復興対策を考えるための基礎的検証̶,都市計画論文集47,pp.215-226,2012
• 5) 村上亮,家田仁:南海トラフ巨大地震の津波被災想定地域における「事前復興」の取組実態と課題,都市計画論文集 Vol.53,pp.889-896,2018

タイトルに関連する用語 (11件)： 木造 ,  住宅 ,  地域 ,  復興まちづくり ,  訓練 ,  創発 ,  計画 ,  可能性 ,  東京 ,  豊島 ,  アクションリサーチ