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J-GLOBAL ID：202002266267796909   整理番号：20A2730965

低温エチレン酸化に有効な疎水性メソポア中の耐水性Ptサイト【JST・京大機械翻訳】

Water-Resistant Pt Sites in Hydrophobic Mesopores Effective for Low-Temperature Ethylene Oxidation

著者 (5件)： Satter Shazia S. (Institute for Catalysis, Hokkaido University, Hokkaido, Japan) ,  Hirayama Jun (Institute for Catalysis, Hokkaido University, Hokkaido, Japan) ,  Kobayashi Hirokazu (Institute for Catalysis, Hokkaido University, Hokkaido, Japan) ,  Nakajima Kiyotaka (Institute for Catalysis, Hokkaido University, Hokkaido, Japan) ,  Fukuoka Atsushi (Institute for Catalysis, Hokkaido University, Hokkaido, Japan)
資料名： ACS Catalysis  (ACS Catalysis)
巻： 10  号： 22  ページ： 13257-13268  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5035A  ISSN： 2155-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 50ppmのエチレンの好気性酸化におけるシリカ担持Pt触媒の構造活性相関を,固定床流通反応器で0°C,Fourier変換赤外(FTIR)分光法を用いたin situキャラクタリゼーション技術で研究した。ここで調べた全てのPt触媒の活性は,エチレンの化学量論的酸化中に形成される水分子によって減少し,安定的に安定になった。メソ多孔質シリカ担持Pt触媒は800°Cの空気中で担体のか焼後にその定常状態活性を改善したが,非多孔性シリカ担体に対してはそのような効果は観察されなかった。CO-パルス滴定,H_2O吸着測定,29Si MAS NMR,および触媒活性研究と共にin situ FTIRは,メソポーラスシリカ担持Pt触媒の活性が,類似の疎水性と低いPt分散を示すにもかかわらず,非多孔性シリカ担持Pt触媒の活性よりも高いことを明らかにした。分子プローブとしてのCOを用いたin situキャラクタリゼーションは,疎水性メソ孔内部のPt表面の一部が,触媒表面の完全な水和後でさえ物理吸着水分子と表面SiOH基の間の水素結合ネットワークには関与せず,裸のPtサイトがエチレン酸化に対してより効果的に作用すると予想される。このような「疎水性Pt表面」は疎水性メソ多孔性シリカ担体上にのみ形成でき,これはおそらく疎水性シロキサンネットワークにより囲まれたPtナノ粒子のためであった。縮合シロキサンネットワークと制限されたメソ細孔に由来するユニークな環境は,微量エチレンの低温酸化のためのPtナノ粒子の高い活性に大きく寄与する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *酸化 ,  *低温 ,  *白金 ,  水和 ,  触媒活性 ,  *疎水性 ,  白金触媒 ,  二酸化ケイ素 ,  化学量論 ,  か焼 ,  水分子 ,  物理吸着 ,  FTIR分光法 ,  アルケン
準シソーラス用語： 白金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 担持Pt触媒 ,  シリカ ,  エチレン酸化 ,  疎水性 ,  メソポア ,  その場FTIR

分類 (1件)： 貴金属触媒  (CB06122I)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 低温 ,  エチレン ,  酸化 ,  疎水性 ,  メソポア ,  耐水性 ,  Pt