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J-GLOBAL ID:202002267170204480   整理番号:20A0968069

維管束鞘欠損2の過剰発現はArabidopsisにおける光合成と成長の効率を改善する【JST・京大機械翻訳】

Overexpression of BUNDLE SHEATH DEFECTIVE 2 improves the efficiency of photosynthesis and growth in Arabidopsis
著者 (20件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 129-137  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バンドルせん断破壊2,BSD2は,トウモロコシにおけるリブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(RuBisCO)の生合成に必要な因子として最初に同定されたストロマ標的蛋白質である。植物と藻類は普遍的にBSD2に対する相同遺伝子を有し,その欠損はRubiscoのない表現型を引き起こす。RuBisCOはCO2同化における律速段階であるので,BSD2の過剰発現はRuBisCOの蓄積を通して光合成と生産性を改善する可能性がある。この仮説を調べるため,ArabidopsisにおいてBSD2過剰発現系統を生産した。野生型と比較して,BSD2過剰発現系統BSD2ox-2およびBSD2ox-3は,それぞれ4.8倍および8.8倍高いBSD2mRNAを発現したが,植物を持つエンプティベクター(EV)は同程度の発現レベルを示した。過剰発現系統は,EV植物より利用可能なCO2と生産性につき有意に高いCO2同化率を示した。全触媒部位当たりの最大カルボキシル化速度は過剰発現系統で加速されたが,全触媒部位とRuBisCO含量の数は影響を受けなかった。大腸菌から組換え型BSD2(rBSD2)を単離し,rBSD2がin vivoで存在する還元剤を用いてジスルフィド結合を減少させること,例えばグルタチオン,rBSD2は酸化剤により不活性化されたRuBisCOを再活性化する能力を有することを見出した。さらに,EVの葉から新たに分離されたRuBisCOの15%は,BSD2過剰発現系統の0%と比較して酸化的に不活性化され,BSD2の過剰発現がin vivoで還元活性型でRuBisCOを維持することを示唆した。結果は,BSD2の過剰発現がArabidopsisにおける光合成効率を改善し,それがRuBisCO活性化の仲介に関与すると結論した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
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