抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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温熱環境測定機器は近年,小型で手軽に使用できるものが数多く販売されて,比較的安価な測定機器が使用可能となった。各種測定機器を用いた環境要素測定の報文では,気流速度が記載されているが,方向に関する明確な記述は少ない。空気の動きには気流の温度や圧力および密度が関係する。それらの変動は立体的な分布がある。過去,垂直に立てたタワーの先端にタフトをつけたような簡易型を製作した。タフト材料は上部から吊るすほうが良い。多点の懸垂型を今回作成した。柔軟性が高く,水分を含みにくい軽量材料が良い。ポリ4メチルペンテンにチタンを含ませた撮影にも耐えるものが報告されているが,実際に入手して使用することが出来なかった。今後,調査を続行し,素材の入手の問題点と部品および加工方法を示す。3次元の多くの点の風向を同時に可視化するマルチタフト法を発表する。今後の礎になれば幸いである。(著者抄録)