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J-GLOBAL ID：202002267962229080   整理番号：20A1567317

中心市街地における施設立地を考慮した街路空間特性と歩行者通行量の関連分析

RELATIONSHIPS BETWEEN PEDESTRIAN FLOW AND SPATIAL CONFIGURATIONS BASED ON STRUCTURES OF STREET NETWORKS AND LAND USE CHARACTERISTICS IN CITY CENTERS

著者 (4件)： 大平悠季 (鳥取大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  中村茉樹 (鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科) ,  福山敬 (鳥取大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  桑野将司 (鳥取大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 75  号： 6  ページ： I_317-I_327(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 少子高齢化社会における持続可能な都市経営の観点から,多くの地方都市で中心市街地活性化に関わる各種の施策が推進されている.本研究は,中心市街地の多様な施設の立地状況や街路ネットワーク構造,交通利便性といった空間特性と歩行者通行量の関連性を分析する.街路沿道に立地する施設が,当該街路のみならず周辺の街路の歩行者数とも関連を持つ可能性を明示的に考慮した点が本研究の特徴である.分析の結果,施設の充実した街路では,その施設の種類に関わらず歩行者が多いこと,また,周辺街路にも商業施設が多いと歩行者が多い一方で,隣接街路に文化施設が存在すると歩行者が少ないことが明らかとなり,商業機能の連なりの形成や文化施設の利用者動線を意識した面的整備等の施策が中心市街地の賑わい創出に対して有用である可能性が示された.(著者抄録)

シソーラス用語： 地方都市 ,  市街地 ,  地域活性化 ,  施設 ,  立地 ,  *街路 ,  特性 ,  *歩行者 ,  数 ,  分析 ,  商業施設 ,  文化施設 ,  利用者 ,  動線計画 ,  整備
準シソーラス用語： 中心市街地 ,  *中心市街地活性化 ,  関係 ,  *動線 ,  配慮

著者キーワード (4件)： street network ,  city center ,  facility location ,  pedestrian flow

分類 (3件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  土地利用一般,地域制  (RD02010Z)

引用文献 (19件)：

• 1) 内閣府地方創生推進事務局:認定された中心市街地活性化基本計画,http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/chukatu/list.html (2019/3/5 確認)
• 2) 高橋弘明,後藤春彦,佐久間康富,齋藤亮,石井雄晋:商業集積地における来訪者の回遊行動と店舗数密度の関係についての研究-下北沢駅周辺地域を事例として-,都市計画論文集,No.40-3, pp.649-654, 2005.
• 3) 大庭哲治,松中亮治,中川大,北村将之:現地調査に基づく商店街の賑わいと土地利用及び業種構成の関連分析,土木学会論文集 D3 (土木計画学),Vol.70, No.5, pp.I_405-I_414, 2014.
• 4) 藤原伸宜,中村文彦,田中伸治,三浦詩乃:バスターミナル周辺地域における賑わい形成要因と空間要素に関する研究,土木学会論文集 D3 (土木計画学), Vol.73, No.5, pp.I_909-I_919, 2017.
• 5) 大山雄己,羽藤英二:街路景観の連続性を考慮した逐次的経路選択モデル,都市計画論文集,No.47-3, pp.643-658, 2012.

タイトルに関連する用語 (7件)： 中心市街地 ,  施設 ,  立地 ,  街路 ,  空間特性 ,  歩行者 ,  分析