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J-GLOBAL ID:202002269148099840   整理番号:20A1932935

ブロモドメイン含有蛋白質4(BRD4)阻害剤はAP-1発現調節により血管新生を抑制する【JST・京大機械翻訳】

A Bromodomain-Containing Protein 4 (BRD4) Inhibitor Suppresses Angiogenesis by Regulating AP-1 Expression
著者 (14件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1043  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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血管新生調節不全は炎症,感染,免疫障害および発癌に寄与する。ブロモドメイン含有蛋白質4(BRD4)は,ヒストン蛋白質を認識し,腫瘍増殖と炎症反応を誘発する転写制御因子として作用するエピジェネティックリーダーである。汎-ブロモドメインおよび細胞外ドメイン(BET)阻害剤,(+)-JQ1(1)は,血管新生を阻害することが報告されている。しかしながら,全てのBETファミリーメンバーに対する(+)-JQ1の非選択性作用のため,血管新生におけるBRD4の役割とそのブロモドメイン(BD1とBD2)の役割は,不明のままである。ここでは,ニワトリ胚絨毛尿膜(CAM)および卵黄嚢膜(YSM)モデルで有意な抗血管新生効果を示す,強力なBRD4阻害剤,ZL0513(7)を同定した。この阻害剤は,ヒト臍帯血管内皮細胞(HUVEC)の生存率と管形成を直接抑制した。さらに,ZL0513(7)はc-junとc-fosのリン酸化を阻害し,血管新生を増強する蛋白質-1(AP-1)転写因子複合体を活性化する重要なメンバーである。この新規BRD4阻害剤に関する知見は,血管新生におけるBRD4およびそのBDドメインの役割および機能をさらに解明するための強力な薬理学的ツールに加えて,種々の血管新生調節ヒト疾患における血管系を標的とするための潜在的治療戦略として役立つ可能性があることを示す。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  生物学的機能 
引用文献 (56件):
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