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J-GLOBAL ID：202002270003144070   整理番号：20A2780193

UAV技術の海岸モニタリング測量への現地適用性に関する検討

APPLICABILITY ON-SITE FOR BEACH MONITORING BY UAV SURVEYING

著者 (6件)： 森智弘 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部) ,  安藤智史 (玉野総合コンサルタント(株)流域技術部) ,  大中晋 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部) ,  近藤泰徳 (玉野総合コンサルタント(株)流域技術部) ,  市川真吾 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部) ,  粟津裕太 (日本工営(株)コンサルタント海外事業本部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_684-I_689(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海岸モニタリング測量を実施する際,従来手法(レベル測量やトータルステーション)を用いての詳細な測量は,多大な時間・労力を要することや,調査する人の熟練度によって,精度にばらつきが生じる可能性がある.UAV測量の精度向上を目的として,3次元モデルの設定値や基準点の配置と精度の関係を検証した例はあるものの,UAV測量に必要な現場作業の簡便化に着目して,精度を検証した事例はまだ少ない.そこで本研究はUAV測量による海岸モニタリングの現地適用性を検証することを目的として,標定点間隔の違い,砂浜の標定点の有無,撮影高度の違いが精度に与える影響を調べた.その結果,従来手法に比べ,大幅な現場作業の簡便化・省力化が図られる可能性があることが示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *無人機 ,  *海岸 ,  *応用測量 ,  適応性 ,  検証 ,  簡素化 ,  省力化 ,  作業 ,  モルディブ共和国 ,  珊瑚礁 ,  基準点測量
準シソーラス用語： *UAV【航空機】 ,  モニタリング ,  モルディブ ,  *海岸測量 ,  簡便化 ,  精度検証 ,  適用性 ,  飛行高度 ,  標定点測量

著者キーワード (4件)： UAV survey ,  beach topographic survey ,  beach monitoring ,  applicability on site

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (7件)：

• 1) 松葉義直,佐藤愼司,波多野景治:静岡県福田浅羽海岸サンドバイパス吐出口周辺におけるUAVを用いた地形変化監視手法の適用, 海岸工学論文集, 第72巻 pp. 853-858,2016.
• 2) 鈴木彰容,三戸部佑太,田中仁,Volker ROEBER:UAVを用いた高頻度海浜モニタリング,海岸工学講論文集,第73巻 pp. 661-666,2017.
• 3) 佐野朝昭,綿貫啓:漁港施設の維持管理におけるUAVの活用事例,日本水産工学会誌, 第54巻 pp. 115-120,2017.
• 4) 国土交通省国土地理院:UAVを用いた公共測量マニュアル(案)(平成29年3月改正),2017.
• 5) 菊雅美,森勇人:UAV-SfM/MVS測量による礫浜海岸の地形変化計測に関する研究,土木学会論文集 B3(海洋開発), 第75巻 pp. 127-132,2019.

タイトルに関連する用語 (6件)： UAV ,  海岸 ,  モニタリング ,  測量 ,  現地 ,  適用性