文献
J-GLOBAL ID:202002270715344579   整理番号:20A2640940

ビタミンE同族体(または植物油)とユビキノール-10の共存下でのアロキシルラジカル消去率(ks)に対する顕著な相乗効果の発見:ks値の増加を説明するための新たなメカニズムの提唱

Finding of Remarkable Synergistic Effect on the Aroxyl-Radical-Scavenging Rates (ks) under the Coexistence of Vitamin E Homologues (or Vegetable Oils) and Ubiquinol-10: Proposal of A New Mechanism to Explain An Increase of ks Value
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号: 10  ページ: 1241-1255(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ストップフロー分光光度法を用いて,エタノール/クロロホルム/H2O(50/50/1,v/v)溶液中で,酸化防止剤(AOH)(すなわち,α-,β-,γ-,δ-トコフェロール(TocH)とユビキノール-10(UQ10H2))のアロキシル(ArO・)-ラジカル消去率定数ksAOH)の測定を行った。ksAOH値は,各AOHのみならず,2種類のAOH(すなわち,TocHおよびUQ10H2)の混合物についても測定した。一定濃度のUQ10H2の共存下では,α-,β-,γ-,δ-TocHのksTocH値は,それぞれ1.21倍,1.28倍,1.55倍,1.19倍に増加した。異なる濃度のα-,β-,γ-,δ-トコフェロール(TocH)とα-,β-,γ-,δ-トコトリエノール(Toc-3H)を含む8種類の植物油1~8について同様の測定を行った。また,全8種類の植物油1~8のKsOilも,一定濃度のUQ10H2の共存下で,1.24~1.54倍に上昇した。2種類のフェノール性AOHの共存下でのksAOH値の顕著な上昇を説明する新たなメカニズムを提唱した。α-,β-,γ-TocH(または植物油1~8)とArO・との反応により生成するα-,β-,γ-Toc・ラジカルのUV-vis吸収がTocH(または油)とUQ10H2の共存下では消失したことから,UQ10H2存在下ではToc・ラジカルの存在に起因する酸化促進剤の反応抑制が示唆された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食用油脂,マーガリン  ,  食品添加剤 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (58件):
もっと見る

前のページに戻る