抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワークを利用する各プレイヤーが,自身の遅延を小さくしようと利己的に経路を選ぶことを利己的ルーティングという.利己的ルーティングにおいては,各プレイヤーの経路選択によって,社会全体の平均遅延を最小にするフロー(最小遅延フロー)をはじめとする目標フローが実現されるとは限らない.そこで,目標フローを実現するためにネットワークを利用するプレイヤーを各辺への課税により制御する手法が提案されている.しかし,フロー要求が変化するネットワークに対して任意の目標フローを実現するための各辺の課税額を決定する手法は提案されていない.本稿ではフロー要求が変化する場合において任意の目標フローを実現するための各辺の課税額を決定する手法を提案する.また,提案手法が適用可能なネットワークの条件を示す.(著者抄録)