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J-GLOBAL ID:202002273420411944   整理番号:20A0630096

染料と蛋白質吸着のためのセルロース/生体高分子/Fe_3O_4ヒドロゲルマイクロビーズ【JST・京大機械翻訳】

Cellulose/biopolymer/Fe3O4 hydrogel microbeads for dye and protein adsorption
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 2757-2773  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1128A  ISSN: 0969-0239  CODEN: CELLE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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セルロース系磁性ヒドロゲルマイクロビーズを,酢酸1-エチル-3-メチルイミダゾリウム-油乳濁液を用いたゾル-ゲル転移により調製した。マイクロビーズの表面特性は,キトサン,カラジーナン,リグニンまたは澱粉とセルロースを混合することによって変化した。クリスタルバイオレットに対するセルロースマイクロビーズの吸着容量は,セルロースをカラギーナンと混合した後に1.3倍高く,一方,メチルオレンジに対するそれは,セルロースとキトサンをブレンドした後に,2.0倍高かった。モデル研究として,セルロース/カラジーナンマイクロビーズへのクリスタルバイオレットの吸着に対する速度論と等温線を,吸着特性に及ぼす生体高分子の影響を理解するために研究した。ペプシンとウシ血清アルブミンに対するセルロースマイクロビーズの吸着容量は,セルロースをキトサンと混合した後に,それぞれ1.6倍と1.2倍高かった。リゾチームに対するセルロース/カラジーナンマイクロビーズの吸着容量は,セルロースマイクロビーズのそれより1.2倍高かった。セルロース/アルカリリグニンとセルロース/澱粉磁性マイクロビーズはリパーゼの固定化のための効率的な担体であることが分かった。セルロース/アルカリリグニンおよびセルロース/澱粉磁性マイクロビーズに固定化したリパーゼの比活性は,遊離リパーゼのそれよりそれぞれ1.2倍および1.4倍高かった。変性熱条件下で,セルロース/アルカリリグニンおよびセルロース/澱粉磁性マイクロビーズに固定化したリパーゼの半減期は,遊離リパーゼのそれよりそれぞれ47および56倍高かった。したがって,それらの生体適合性,生分解性および制御性のために,セルロース/生体高分子/Fe_3O_4ヒドロゲルマイクロビーズは,生体触媒,生物医学および環境分野において多くの潜在的応用を有する可能性がある。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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