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J-GLOBAL ID:202002274627404275   整理番号:20A0539642

トマトにおける成長,イオンバランスおよびスベリン誘導に及ぼすストロンチウムの影響

Effect of strontium on the growth, ion balance, and suberin induction in Solanum lycopersicum
著者 (1件):
資料名:
巻: 13  ページ: 9-14(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0029A  ISSN: 1881-6754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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非同位体ストロンチウム(Sr)は,環境に存在する非必須元素であるが,植物への影響は不明である。交通量の多い道路付近では,Sr量が数千ppmにも達する可能性がある。栄養植物に及ぼす高いSr濃度の影響は研究されていない。ここでは,トマトの成長に及ぼすSrの影響を研究した。シュートと根の新鮮重は用量依存的にSrの添加により減少し,高いSr濃度がトマト植物に対して毒性であることを示唆した。シュートと根のSr濃度は用量依存的に増加した。シュートのSr濃度は根のそれより2~4倍高かった。10mMのSrで処理したシュートは,対照シュートのそれらよりMgとCaイオンの蓄積が高かった。10mMのSrで処理した根は対照より高いCa蓄積を示した。スベリンの形成を観察するために,トマトの根をFluorol Yellow 088によって染色した。根の成熟帯において,スベリンの蛍光は10mMのSr処理により増加し,スベリン誘導がより高いCa蓄積を引き起こすことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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発生,成長,分化  ,  重金属とその化合物一般 
引用文献 (20件):

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