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J-GLOBAL ID：202002276605377246   整理番号：20A0129718

ab initio非調和格子動力学からの最下部マントル条件下でのMgSiO_3ポストペロブスカイトの格子熱伝導率【JST・京大機械翻訳】

Lattice Thermal Conductivity of MgSiO₃ Postperovskite Under the Lowermost Mantle Conditions From Ab Initio Anharmonic Lattice Dynamics

著者 (3件)： Dekura Haruhiko (Geodynamics Research Center, Ehime University, Matsuyama, Japan) ,  Tsuchiya Taku (Geodynamics Research Center, Ehime University, Matsuyama, Japan) ,  Tsuchiya Taku (Earth-Life Science Institute, Tokyo Institute of Technology, Tokyo, Japan)
資料名： Geophysical Research Letters  (Geophysical Research Letters)
巻： 46  号： 22  ページ： 12919-12926  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0609B  ISSN： 0094-8276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最低マントル圧力(P)と温度(T)条件下でのMgSiO_3ポストペロブスカイト(Mg-PPv)の格子熱伝導率(κ_lat)を,非調和格子動力学理論を組み合わせた密度汎関数理論を用いて計算した。Mg-PPvのκ_latは,より大きなフォノン群速度と寿命のために,MgSiO_3ブリッジマンサイト(Mg-Brg)のそれより約50%高いことがわかった。コア-マントル境界熱流束(q_CMB)の横方向変化は,Brg-PPv相転移によって強化される。Mg-PPvのc軸に沿ったκ_latは等方性凝集体の伝導率に近いことも分かった。これは,q_CMBに及ぼすκ_latにおける異方性の影響が,c軸垂直配列を有する横方向等方性凝集体が,D′′層における地震異方性の潜在的源であるならば,小さいことを示唆した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： フォノン ,  凝集体 ,  熱流束 ,  群速度 ,  *マントル ,  *下部マントル ,  相転移 ,  核-マントル境界 ,  異方性 ,  密度汎関数法 ,  *格子力学 ,  等方性
準シソーラス用語： *伝導率 ,  *格子熱伝導率 ,  *ポストペロブスカイト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 下部マントル ,  ab initio計算 ,  コア-マントル境界 ,  格子熱伝導率 ,  MgSiO3ポストペロブスカイト

分類 (2件)： 下部マントル・中心核の構造・組成  (DC03100N) ,  珪酸塩鉱物  (DE08030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 格子動力学 ,  最下部マントル ,  ポストペロブスカイト ,  格子熱伝導率