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J-GLOBAL ID:202002277490506823   整理番号:20A2796425

塩素ガス放出と殺菌副産物に影響を及ぼす塩素化洗浄水およびpH調整剤【JST・京大機械翻訳】

Chlorinated wash water and pH regulators affect chlorine gas emission and disinfection by-products
著者 (8件):
資料名:
巻: 66  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3212A  ISSN: 1466-8564  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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果物と野菜の洗浄操作において,塩素を使用するとき,水中のpHの適切な範囲の維持は,最も高い抗菌活性を有する塩素の形である次亜塩素酸(HOCl)の最大濃度を確実にするために重要である。本研究では,pH調整剤としての2つの無機酸(リン酸と硫酸)と2つの有機酸(炭酸とクエン酸)の影響を評価した。塩素源として次亜塩素酸ナトリウムを用いて塩素化洗浄水を生成した。結果は,HOClとして>90%の塩素を有する最適pH範囲は,すべてのpH調整剤で5.0と6.0の間であることを示した。リン酸および硫酸は,クエン酸および炭酸(それぞれ4.5~6.0および5.0~6.0)よりも,最大HOCl濃度に対して広いpH範囲(3.0~6.0)を与えた。pHレギュレータとしてクエン酸を用いた場合,pH<4.5で利用可能な塩素の還元が観察され,pH4.0で50%減少した。塩素ガス放出に及ぼすクエン酸の含意を,pH3.5と5.0でクエン酸とリン酸を比較して,遊離塩素の変化によって研究した。これらの分析は,15分の遊離塩素がpH3.5で減少するとガス状塩素の放出を確認したが,pH5.0でレベルは維持された。塩素酸塩,ハロ酢酸(HAAs)およびトリハロメタン(THMs)を含む殺菌副産物(DBPs)の生成に及ぼすこれらのpH調整剤の影響を評価するために,更なる実験を行った。塩素(25mg/L遊離塩素)と種々のpH調節剤を,レタス洗浄水でpHを5.5に調整するために添加した。試験したpH調整剤は,全中温好気性菌(0.32logcfu100mL-1)として測定した抗菌活性,および塩素酸塩(28mgL-1)の蓄積を,平均値が達せなかった。しかし,pH調節剤は塩素ハロゲン化DBPの生成に大きく影響した。食品産業のいくつかの部門で最も広く使用されたpH調節剤としてのクエン酸は,有機物の最大含有量(600~700mg/L)で最も低いHAAs(618mg/L)が,THMs(710μg/L)の最も高い蓄積を促進した。pH調節剤の中で,リン酸は,HOCl(炭酸と比較して)を生成する広範囲のpHのため,塩素系殺菌剤のための最良のpH調節因子として同定され,その無機性は,THM形成(クエン酸と比較して)を避け,そして,工業装置(硫酸と比較して)に対する腐食作用が少なかった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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食品衛生一般  ,  滅菌法 
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