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J-GLOBAL ID:202002278983234148   整理番号:20A2760330

シアリダーゼNEU1はフィブロネクチン-インテグリンα5β1相互作用とAktシグナル伝達経路の阻害によりヒト膀胱癌細胞の進行を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Sialidase NEU1 suppresses progression of human bladder cancer cells by inhibiting fibronectin-integrin α5β1 interaction and Akt signaling pathway
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-15  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7050A  ISSN: 1478-811X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シアル酸は動物組織に広く分布し,種々の癌タイプで異常に発現されている。シアル酸の高発現は,細胞増殖,移動,血管新生および転移を促進することにより腫瘍攻撃性に寄与する。シアリダーゼは,糖蛋白質と糖脂質からのシアル酸の除去に関与する。膀胱癌細胞のN-グリコミクスをMALDI-TOF質量分析によって検出した。膀胱癌組織におけるシアル酸修飾をレクチンブロットにより測定した。膀胱癌細胞におけるNEU1のダウンレギュレーションを,高分解能液体クロマトグラフィー質量分析(HR LC-MS)によって測定した。ヒト膀胱癌細胞の増殖およびアポトーシスに及ぼすシアリダーゼNEU1発現の影響を,ウェスタンブロット,RT-PCR,共焦点イメージングおよびフローサイトメトリーによって調べた。さらに,フィブロネクチン-インテグリンα5β1相互作用に関するシアル酸の機能は,免疫沈降とELISAによって検定した。in vivoでの腫瘍形成におけるNEU1の重要性をBALB/c-nuマウスを用いて行った。原発性ヒト膀胱癌組織試料中のNEU1の発現を膀胱癌組織マイクロアレイを用いて推定した。(1)NEU1のダウンレギュレーションは主に膀胱癌細胞におけるシアル酸の異常発現の原因であった。(2)NEU1発現の低下は膀胱癌進行と相関した。(3)NEU1過剰発現はアポトーシスを増強し,膀胱癌細胞の増殖を減少させた。(4)NEU1はFN-インテグリンα5β1相互作用を破壊し,Aktシグナル伝達経路を不活性化した。(5)NEU1はBALB/c-nuマウスにおけるin vivo腫瘍形成を有意に抑制した。我々のデータは,NEU1が,FNとインテグリンβ1の相互作用を破壊し,Aktシグナリング経路を阻害することにより,in vitroとin vivoの両方で,癌細胞増殖を阻害し,アポトーシスを誘導し,腫瘍形成を抑制したことを示した。著者らの観察は,NEU1が膀胱癌細胞の悪性特性の重要な調節因子であり,膀胱癌の予後と治療の有望な治療標的であることを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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