文献

J-GLOBAL ID：202002280702519288   整理番号：20A1237772

個人所有の登録有形文化財住宅の開放型保全に関する研究

A STUDY ON THE OPEN TYPE PRESERVATION AND MAINTENANCE OF THE PRIVATELY-OWNED HOUSES AS TANGIBLE CULTURAL PROPERTY

著者 (2件)： 徳尾野徹 (大阪市立大学大学院工学研究科) ,  横山俊祐 (大阪市立大学大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集(Web)  (AIJ Journal of Technology and Design (Web))
巻： 26  号： 62  ページ： 209-214(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1713A  ISSN： 1881-8188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「開放型保全」とは,私有住宅を有形文化財として活用することにより健全に維持された状況を意味する。本研究の目的は,その可能性を調査することである。20人の所有者に対する聞き取り調査の結果,1)住宅を開放することで,物質の利用と内外のつながりが生じ,2)所有者は,継続的な行動の外部評価および動機づけとして来訪者を配置し,3)サポーターへの参加者を育成するワークショップは,保存のための技術の活用として効果的であることを明らかにした。これは,利用の加速が重要な保存対策の1つであることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *個人 ,  *資産 ,  文化財保護 ,  歴史的建造物 ,  独立住宅 ,  可能性 ,  人間 ,  調査 ,  会議 ,  アンケート ,  事例研究 ,  情報交換 ,  *保全 ,  *開放型
準シソーラス用語： *登録有形文化財 ,  所有者 ,  聞き取り調査 ,  ワークショップ【集会】

著者キーワード (12件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (4件)：

• 1) 徳尾野徹,横山俊祐:個人所有の登録有形文化財住宅の公開・活用の意義と保全に向けた可能性に関する研究,日本建築学会技術報告集,Vol.25,No.60, 807-812,2019.6
• 2) 北山めぐみ,元親玲恵他:住宅建築としての登録文化財の保存と活用に関する研究-高知県内の登録文化財を対象に-, 日本建築学会大会(中国)学術講演梗概集DVD,615-616, 2017.8
• 3) 松山絵美,遠藤新:住宅として利用されている国登録有形文化財保存に関する基礎的研究-東京都文京区村川邸保存のための提案-,日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集F-1,303-304,2011.8
• 4) 松井大輔,窪田亜矢,西村幸夫:登録有形文化財の申請過程における官民協働の利点と課題-新宿区神楽坂における実践を通して-,日本都市計画学会都市計画論文集,Vol.47,No.3,613-618,2012.10

タイトルに関連する用語 (7件)： 個人 ,  所有 ,  登録有形文化財 ,  住宅 ,  開放型 ,  保全 ,  研究