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J-GLOBAL ID:202002281033416262   整理番号:20A1395370

関東地方,荒川狭窄部における河成段丘発達過程および荒川本流の河床縦断面形変化史に関する再検討

Reexamination of the Fluvial Terrace Development in the Nagatoro Gorge and the Development of Longitudinal Profile of the Ara River in the Kanto District, Central Japan
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資料名:
巻: 129  号:ページ: 123-140(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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堆積学的解析とテフラノロジーに基づいて,荒川段丘の発達を秩父盆地と荒川扇状地の間の長瀞渓谷に焦点を当てて再構築した。長瀞渓谷に沿った段丘面は,Oy1,Oy2およびHgに分類することができる。Oy1は,おそらく海洋酸素同位体ステージ(MIS)6に形成された堆積段丘の侵食残留物から成る。Oy2とHgは,それぞれMIS3からMIS2と初期完新世の支流によって形成された扇端侵食段丘面である。MIS3とMIS2の間の長瀞渓谷における荒川氾濫原の上昇可能範囲は,Oy2段丘面の断面プロファイルを拡張することによって再構築される。MIS3とMIS2の間の長瀞渓谷の荒川の縦断面は,最終氷期に形成された対段丘(秩父盆地の影森面と荒川扇状地の御稜威ヶ原-1面)のそれに連続した。秩父盆地と長瀞渓谷の大野原面のプロファイルは,荒川扇状地の花園面のそれに連続した。2つの時期の間の荒川の連続的側方浸食の結果として,広い氾濫原が,最終氷期と初期の完新世において秩父盆地,長瀞渓谷と荒川扇状地の3つのセグメントを通じて形成された。これらの期間に,ほとんどの堆積物は長瀞渓谷を通過し,関東平野に排出された。河川は,3つのすべてのセグメントを通じて完新世において開析を始めた。(翻訳著者抄録)
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第四紀 
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