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J-GLOBAL ID：202002281055041616   整理番号：20A1717769

メッシュ単位による人口増加を再現する住環境得点算出の試み 町丁目単位とメッシュ単位での結果の比較を通じて

Calculating living environment index forecasting population increase in a grid based spatial units Comparison of the result between a census grid basis and a basic unit block basis

著者 (1件)： 相尚寿 (東京大学)
資料名： 都市計画論文集(Web)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (Web))
巻： 55  号： 1  ページ： 41-48(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2068A  ISSN： 2185-0593  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,様々な住環境指標を複合的に考慮して人口動態に与える影響を数値化した「住環境得点」の概念に着目する。従来手法の算出単位である町丁目は,一つの空間的範囲として認識されやすい反面,時系列的に町丁目の領域が変化しうる点や面積と形状が不ぞろいである点が課題であった。一方メッシュは時系列的に変化せず,かつ各メッシュの形状や面積がほぼ等しい。そこで本研究では,住環境得点の算出単位を2分の1地域メッシュ(約500m)に変更した場合に,人口動態の再現性が保てるかを検証する。結果,町丁目単位からメッシュ単位に変更したとしても,住環境得点の高低が人口動態を再現する程度は維持され,もしくは向上しており,これをさらに改善するための検討事項も町丁目単位とメッシュ単位とで概ね共通することが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *人口問題 ,  *住環境 ,  *再現性 ,  *データ ,  *空間分布 ,  可視化 ,  都市計画 ,  判別分析 ,  χ2乗検定 ,  メッシュデータ ,  立地適正化計画
準シソーラス用語： 人口動態

著者キーワード (8件)： 人口増減 ,  住環境指標 ,  空間分布の可視化 ,  メッシュデータ ,  Population change ,  living environment index ,  visualization of spatial pattern ,  area mesh data

分類 (2件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (22件)：

• 1) 国土交通省 (2014), 「都市再生特別措置法」に基づく立地適正化計画概要パンフレット, 平成26年8月1日時点版.
• 2) 海道清信 (2018), コンパクトシティ政策がめざす都市や地域とは, Evaluation, 66, 8-16.
• 3) 中井検裕 (2017), 立地適正化計画のこれまでとこれから, 日本不動産学会誌, 31 (2), 31-36.
• 4) 越川知紘・菊池雅彦・谷口守 (2017), コンパクトシティ政策に対する認識の経年変化実態-地方自治体の都市計画担当者を対象として-, 土木学 会論文集D3, 73 (1), 16-23.
• 5) 土居千紘・山根優生・谷口守 (2014), 部署間コミュニケーションの特徴とその効果に関する一考察 -市職員間のワーキング会議議事録を用い て-, 都市計画報告書, 13, 55-59.

タイトルに関連する用語 (5件)： メッシュ ,  人口増加 ,  住環境 ,  得点 ,  試み