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J-GLOBAL ID：202002281594275210   整理番号：20A0470438

フルオラスケミストリーを基軸とした分析化学

著者 (1件)： 坂江広基 (福井県大 生物資源)
資料名： ぶんせき
号： 2  ページ： 60-61  発行年： 2020年02月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・分析化学的に重要なフッ素の特性としての,電子親和力の大きさ,C-F結合の化学的安定性,パーフルオロ化合物の表面張力の小ささ,分子間力の小ささと疎水性の向上。
・フルオラス化合物間の親和性を利用したパーフルオロアルカン類による液液分配,パーフルオロアルキル基修飾シリカ固相抽出,生理活性アミン類へのパーフルオロアルキル基の導入によるLC-MS/MS分析。
・薬剤のフッ素化による代謝安定性,吸収性向上および含フッ素薬剤のマイクロ流体力学を利用した分析のための新たなフルオラス溶媒としてのパーフルオロデカリンの利用。

シソーラス用語： 電気陰性度 ,  電子親和力 ,  化学結合 ,  安定性 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  アルキル基 ,  *固相抽出 ,  二酸化ケイ素 ,  LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  フッ素化 ,  フローインジェクション分析 ,  *有機溶媒 ,  薬剤分析 ,  界面張力 ,  液液抽出 ,  薬物代謝 ,  薬物吸収 ,  *疎水性 ,  分子間力 ,  C-F結合 ,  *フルオラス溶媒 ,  マイクロ流体分析法 ,  ペルフルオロアルキル基 ,  液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析 ,  化学的安定性 ,  有機フッ素化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  ジケトン
準シソーラス用語： LC-MS/MS分析 ,  化学安定性

分類 (2件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P)

物質索引 (3件)： 2,2,2-トリフルオロエタノール ,  2-テノイルトリフルオロアセトン ,  パーフルオロデカリン

引用文献 (9件)：

• I. T. Horváth, J. Rábai : Science, 266, 72 (1994).
• T. Okazoe : Proc. Jpn. Acad., Ser. B, 85, 276 (2009).
• H. Okamura, N. Hirayama, K. Morita, K. Shimojo, H. Naganawa, H. Imura : Anal. Sci., 26, 607 (2010).
• K. Kidani, H. Imura : Talanta, 83, 299 (2010).
• T. Hayama, Y. Sakaguchi, H. Yoshida, M. Itoyama, K. Todoroki, M. Yamaguchi, H. Nohta : Anal. Chem., 84, 8407 (2012).

タイトルに関連する用語 (1件)： 分析化学