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J-GLOBAL ID:202002282755004367   整理番号:20A0996004

スリット型インターレーサにおけるフィラメント速度に及ぼす供給空気圧力の影響

Filaments Velocity in a Slit-Type Interlacer: Role of Supplied Air Pressure
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 25-35  発行年: 2020年04月15日 
JST資料番号: L5665A  ISSN: 1346-8235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スリット型インターレーサにおけるインターレーシングプロセスのメカニズムを明らかにする目的で,高速ビデオカメラと粒子画像流速測定を用いて,フィラメント速度とその特性に及ぼす供給空気圧の影響を研究した。得られた結果は以下の通りである。(1)フィラメントは交絡部を生成させるために,双晶螺旋の開繊状態を生成する必要がある。高供給空気圧では,より少量のフィラメント運動で交絡部が発生し,低供給空気圧では開繊状態がより長時間になることを確認した。加えて,糸通過の左および右領域における開繊状態におけるフィラメントは,糸通過の対称面を300~400フィラメント以上の異なる領域に交差することにより,それらの相対位置を変化させる必要がある。この一連のプロセスは,開繊部の両端に蓄積されたねじれによりインターレース糸を生成する。(2)高速フィラメント運動または長い開繊状態時間は,フィラメントの双晶螺旋運動が非対称であるときでも,交絡部を発生させることができる。(3)供給空気圧が増加すると位置-時間-平均角速度は大きくなり,したがって,供給空気圧の増加は交絡部を発生させるために効果的であった。(4)交絡状態において,速度の時間-位置-平均は供給空気圧の増加とともに増加したが,その偏差の時間-位置-平均はフィラメントが1つの束を形成したために,ほとんど一定であった。一方,開繊状態では,供給空気圧が0.1MPaから0.3MPaに増加すると速度の時間位置平均は増加したが,0.3MPaと0.5MPaの間の供給空気圧ではほとんど同じ値を示した。しかし,速度の大きさの偏差の時間-位置-平均は供給空気圧に依存しなかった。(5)本研究と以前の研究は最適インタレーサの設計指針に利用可能である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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紡績工程,紡績機械 
引用文献 (11件):
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