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J-GLOBAL ID：202002282891355445   整理番号：20A2438624

固体王水を用いた白金およびパラジウムの同時処理・分離回収のプロセスの開発

Development of Simultaneous Dissolution and Selective Recovery Process of Platinum and Palladium Using “Dry Aqua Regia”

著者 (3件)： 栃木駿太 (千葉大) ,  吉村彰大 (千葉大) ,  松野泰也 (千葉大)
資料名： 資源・素材(Web)  (資源・素材講演集(Web))
巻： 2020  ページ： ROMBUNNO.3K0608-12-01 (WEB ONLY)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0985A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・塩化鉄と塩化カリウムの複合溶融塩(固体王水)を用いた回収プロセスにより,白金パラジウム合金を処理もしくは白金とパラジウムの単体を同時処理し,白金とパラジウムを分離回収する環境調和型プロセス開発。
・固体王水による反応終了後.反応容器をヒーターより取り出し空冷で固体王水を凝固させ,その後,回収した固体王水を塩化カリウム水溶液に投入しリーチング。
・本研究を通じて,固体王水を用いることで白金パラジウム合金の溶解や白金およびパラジウムの同時溶解が可能であることを確認。
・溶解処理後の固体王水から固液分離により白金とパラジウムを分離し,適切な処理を行い白金化合物およびパラジウム化合物を析出させ,析出物を加熱処理することで白金およびパラジウムを回収できることを確認。

シソーラス用語： *融解塩 ,  *白金 ,  *パラジウム ,  *資源回収 ,  環境順応 ,  *塩化鉄 ,  *塩化カリウム ,  固液分離 ,  析出物 ,  熱処理
準シソーラス用語： 加熱処理 ,  環境調和型技術 ,  金属分離回収 ,  固体王水 ,  同時処理

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (10件)：

• J. Shibata and A. Okuda: Journal of MMIJ, 118(2002), 1-8.
• T. H. Okabe and K. Nose: Mater. Cycles and Waste Manag. Res., 22(2011), 50-57.
• K. Fujima, T. Morimoto, H. Itoigawa and D. Becchaku: J. Japan Inst. Met. Mater., 81(2017), 168-177.
• 野瀬勝弘: 科学研究費助成事業 研究成果報告書 https://kaken.nii.ac.jp/en/file/KAKENHI-PROJECT-24760613/24760613seika.pdf (Accessed 2020-8-4)
• W. M. Barr: U.S. Patent 3,988,415(1976).

タイトルに関連する用語 (8件)： 固体 ,  王水 ,  白金 ,  パラジウム ,  同時処理 ,  分離回収 ,  プロセス ,  開発