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J-GLOBAL ID:202002283486731974   整理番号:20A0969608

ナノメートルサイズの粘土を用いた小分子のMALDI質量分析

MALDI Mass Spectrometry of Small Molecules Using Nanometer-sized Clay
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 177-181(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナノメートルサイズの粘土アロフェンをマトリックス支援レーザ脱離イオン化質量分析(MALDI MS)のマトリックスとして用い,小分子のイオン化に適用した。まずカチオン交換アロフェンのレーザ脱離イオン化質量スペクトルを測定し,カチオン交換が周期表中のアルカリ金属の原子番号の増加とともに円滑に進行することを見出した。この現象を,アロフェン表面上の対アニオンのサイズを考慮して説明した。次に,各アルカリ-カチオン交換アロフェンをマトリックスに用いて,フルクトースを分析物として測定した。アロフェン自体を用いた測定とは対照的に,フルクトースのピーク強度は,周期表におけるアルカリ金属の原子数の増加とともに減少した。この現象は,表面アニオンの存在下でのアルカリカチオンの安定性,脱着エネルギー,および各アルカリカチオンの溶媒和エンタルピーを考慮することによって明らかにした。また,高分子量化合物へのアロフェンの適用性を,シクロデキストリン,アンギオテンシンII,およびインシュリンの測定によって確認した。最後に,アロフェンとゼオライトの組み合わせについて,アロフェン,ゼオライト,及び分析物間のプロトンリレーを仮定して調べた。ゼオライトからアロフェンへのプロトン供給の結果として,プロトンスポンジ(1,8-ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン)のピーク強度はほぼ2.2倍増強された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  珪酸塩鉱物 
タイトルに関連する用語 (4件):
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