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J-GLOBAL ID：202002284376071368   整理番号：20A0998506

高分子科学とロボット工学 ビジネスの最前線から見たロボットと高分子

著者 (1件)： 緒續士郎 (三井化学 新事業開発セ)
資料名： 高分子  (Polymers)
巻： 69  号： 5  ページ： 206-207  発行年： 2020年05月01日 
JST資料番号： F0168A  ISSN： 0454-1138  CODEN： KOBUA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・近年,ロボットの開発競争は世界中で激化し,特に産業用ロボットを構成する材料として高分子材料を採用する試みが加速。
・ロボットは,もともと論理的かつ実用的な理由から金属でできているため,高分子材料を使用するのは困難。
・高分子製ロボットを実現するためには,高分子材料に関する様々な技術の中から必要十分な材料を選択し,慎重に組み合わせる事が重要。
・採用可能な高分子材料は,ゴム,ゲル,フォームなどの軟質材料素材に限定するのは不適当。
・産業用ロボットに使用される高分子材料および高分子加工技術は,金属複合樹脂材料,光弾性ポリウレタンエラストマ,光学透明樹脂,炭素繊維強化プラスチック(CFRP)および一体成型加工技術などが重要。

シソーラス用語： *材料科学 ,  軟質材料 ,  *材料設計 ,  シリコーンゴム ,  コンポジットレジン ,  光弾性 ,  ポリウレタン ,  ウレタンゴム ,  炭素繊維強化プラスチック ,  高分子加工 ,  *ロボット構成要素 ,  *福祉ロボット ,  産業用ロボット
準シソーラス用語： CFRP ,  ポリウレタンゴム ,  一体成形 ,  介護福祉ロボット ,  *高分子材料化学 ,  複合樹脂材料

分類 (3件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  高分子材料一般  (YH07010B) ,  製品・半製品・利用一般  (YH06010U)

引用文献 (5件)：

• https://ifr.org/ifr-press-releases/news/robot-investment-reaches-record-16.5-billion_usd
• 日刊工業新聞, 2019年10月7日,「経産省, 革新ロボで人手不足解消へ 開発・普及後押し」
• 緒續士郎ほか, 日本ロボット学会誌, 33, 325 (2015)
• 緒續士郎, 機械設計, 62, 42 (2018)
• 小平紀生, 機械設計, 59, 14 (2015)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高分子科学 ,  ロボット工学 ,  ビジネス ,  ロボット ,  高分子