南海トラフ沿いの地震に対する確率論的津波ハザード評価-第一部  付録編-

藤原広行; 平田賢治; 中村洋光; 森川信之; 河合伸一; 前田宜浩; 大角恒雄; 土肥裕史; 松山尚典; 遠山信彦; 鬼頭直; 大嶋健嗣; 村田泰洋; 齊藤龍; 澁木智之; 秋山伸一; 是永眞理子; 阿部雄太; 橋本紀彦; 袴田智哉; 大野哲平

文献

J-GLOBAL ID：202002284427976276 整理番号：20A1907495

南海トラフ沿いの地震に対する確率論的津波ハザード評価-第一部付録編-

Probabilistic Tsunami Hazard Assessment for Earthquakes Occurring along the Nankai Trough-Volume 1 Part II-

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著者 (21件)： , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,
資料名：
号： 439 第一部付録編ページ： 514P 発行年： 2020年04月30日
JST資料番号： S0552A ISSN： 0917-057X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

・不確定性と多様性を考慮して地震調査委員会により提供された地震モデルと発生パターンに基づき,南海トラフ沿いに想定される巨大地震に係る確率論的津波ハザード評価を実施。
・評価のための5段階の手順,1.地震発生可能性評価,2.波源断層モデル設定,3.地形モデル化,4.津波高さ評価,5.ハザードカーブ作成,を提示。
・地震発生の多様性を考慮した8通りの地震カテゴリー,および想定震源域の破壊パターンと特性化震源モデルについて議論。
・汀線に沿う多地点においてハザードカーブ分布を算出し,72箇所の標本点における最大水位上昇量によるハザードカーブを表示。
・ハザードカーブに基づいて,津波災害発生の30年超過確率分布図と確率論的最大水位上昇量分布図を作成。
・別稿(本編)との差異につき,本稿(付録編)ではM9を超える最大クラスの地震が想定に含まれていないことを注意。

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波浪,潮流 , 自然災害

引用文献 (187件)：

Annaka, T., Satake, K., Sakakiyama, T., Yanagisawa, K., and Shuto, N. (2007):Logic-tree approach for probabilistic tsunami hazard analysis and its applicatios to the Japanese coasts, Pure and Applied Geophysics, 164, 577-592.
藤原広行・平田賢治・中村洋光・長田正樹・森川信之・河合伸一・大角恒雄・青井真・松山尚典・遠山信彦・鬼頭直・村嶋陽一・村田泰洋・井上拓也・齊藤龍・秋山伸一・是永眞理子・阿部雄太・橋本紀彦(2015):日本海溝に発生する地震による確率論的津波ハザード評価の手法の検討.防災科学技術研究所研究資料第400号,pp.1-190.
Geist, E., and Parsons, T. (2006):Probabilistic analysis of tsunami hazards, Natural Hazards, 37, 277-314.
岩淵洋子・杉野英治・蛯沢勝三(2014):確率論的手法に基づく基準津波策定手引き,原子力安全基盤機構,1-134.
地震調査推進研究本部地震調査委員会(2013): 南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)について,https://www.jishin.go.jp/main/chousa/13may_nankai/index.htm.

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