文献

J-GLOBAL ID：202002284749488319   整理番号：20A0466846

異なる対策工を用いた橋台背面盛土の流水作用時の盛土天端沈下量の比較・検討

著者 (5件)： 御厩敷公平 (北見工大 大学院) ,  川尻峻三 (北見工大) ,  松田朋也 (北見工大 大学院) ,  渡邊康玄 (北見工大) ,  宮森保紀 (北見工大)
資料名： 地盤工学会北海道支部技術報告集(CD-ROM)
号： 60  ページ： ROMBUNNO.31  発行年： 2020年01月 
JST資料番号： L0301B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・豪雨災害や台風時の河川増水によって発生した橋台背面盛土の侵食・流出被害の復旧について,各種の対策工の効果を実験によって比較検討。
・河川右岸側の橋台と背面盛土を縮尺模型によって再現し,開水路に作成した模型盛土に正面流が作用した時の盛土の天端沈下量,侵食・流出を比較。
・対策工なし,対策工あり(護岸工,補強土壁,ジオセル法面保護工)の実験を行い,対策工なしでは交通地盤構造物として安全性が損なわれるとの結果。
・いずれの対策工でも舗装面下の支持地盤の流出によるオーバーハング状態は発生せず,天端舗装面の沈下量は低減され,交通地盤構造物としての性能は維持。

シソーラス用語： *水害 ,  豪雨 ,  *橋台 ,  *盛土 ,  浸食 ,  台風 ,  縮尺模型 ,  開水路流 ,  護岸 ,  擁壁 ,  補強土工法 ,  補強材料 ,  法面工 ,  地盤沈下 ,  ジオセル ,  豪雨災害 ,  水理模型実験 ,  対策工事 ,  補強土擁壁 ,  モデル
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  対策工 ,  補強土壁

分類 (2件)： 流水中におかれた物体  (RC10030J) ,  下部工  (RC06060B)

引用文献 (7件)：

• (公社)土木学会2016年8月北海道豪雨災害調査団:2016年8月北海道豪雨災害調査団報告書,2017.
• 松田朋也,川尻峻三,渡邊康玄,渡邉健冶,三浦竜:2019年10月台風19号による千曲川の河川構造物の被災調査,土木学会北海道支部論文報告集,Vol.76,投稿中
• 川尻峻三,御厩敷公平,川口貴之,倉知禎直,原田道幸:河川増水による橋台背面盛土の侵食に対するジオシンセティックス材料による対策工の提案,ジオシンセティックス論文集,Vol.33,pp. 159-166,2018.
• 川尻峻三,川口貴之,渡邊康玄,宮本保紀,川俣さくら,御厩敷公平,金子大輝,高橋大樹:橋台背面盛土の地盤工学的な性状把握と水理模型実験による侵食過程の観察,土木学会論文集B1(水工学),Vol.74, No.4,pp.I_1273-I_1278,2018.
• 川俣さくら,川口貴之,中村大,倉知禎直,林啓二,川尻俊三,山下聡:透水性断熱材を用いたギャビオン補強土壁の積雪寒冷地における性能評価,ジオシンセティックス論文集,Vol.31,pp119-126,2016.

タイトルに関連する用語 (6件)： 対策工 ,  橋台 ,  流水 ,  盛土 ,  天端 ,  沈下量