抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セルラ通信環境等において,車両設置を対象としたアンテナの必要性能は垂直偏波の利得により要求されることが多いが,車体近傍では車体内外の構造物の反射の影響により水平偏波成分も大きな強度で到来するものと考えられる.したがって,偏波特性を考慮した車載アンテナ開発が必要となる.本報告では,既存セルラ通信の電波を受信することにより,車載用アンテナ開発を想定した偏波特性・XPD(Cross- Polarization Discrimination)の測定を行った.その結果としてアンテナ設置方法の各両偏波の受信電力やXPDへの影響を明らかにした.(著者抄録)