抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・消費者の野菜の外観の差異に対する評価を明らかにするために,スーパーの買い物客を対象にアンケート調査を実施し,順序プロビット分析を用いて解析。
・消費者が野菜の外観の悪さに対する印象として,味や安全性ではなく,「長持ちしない」という安全性に対して懸念していることが判明。
・トマトの外観の程度別の選択率に関して,大きさのばらつき,形,色つや,傷の内で傷が最も選択率の低下が大きく,許容度が最も低く,また価格を引き下げれば消費者の選択率が向上することが示唆。
・レタスの外観の程度別の選択率に関して,しおれ,変色,虫食いのいずれにおいても許容度はトマトよりも低く,また価格の引き下げの効果はあるが,トマトよりも小さいことが示唆。
・外観の悪い野菜に対する消費者の許容度に及ぼす要因としては価格,年齢,外観の悪い野菜に対する認識,農作業体験の有無が影響していることが判明。