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J-GLOBAL ID:202002286570751772   整理番号:20A2808704

スポーツ施設の整備及び運営に伴う経済効果の検証 : スポーツ関連事業への地域付加価値創造分析の適用

Verification of Economic Effectiveness Associated with the Construction and Operation of Sports Facilities : Application of Regional Value-Added Analysis to Sports-Related Business
著者 (7件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 4_357-4_367(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F1150A  ISSN: 1343-0688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東京オリンピック及び他の機会を触媒として,地域経済を再活性化するために様々な地域で関連プロジェクトが展開されている。本研究は,高度訓練の基地が設立され,観光スポーツが推進されている,長野県東御市で行われた。本研究の目的は,次の2点に従ってスポーツ施設の建設と運営から作られた付加価値を分析することであった。1)市のプロジェクトによって新たに取得したキャッシュフローを明確にする。2)地方自治体による,このような事業のコストが合理的と考えられるかどうか,経済効果を検討する。スポーツ施設の建設と運営に関する13のプロジェクトの管理者のそれぞれと面接し,各プロジェクトにおける損益計算書を作成した。損益計算書に基づいて,地域企業の純利益,地域従業員の実収入,および市の税収入を推定した。全プロジェクトから発生した経済的付加価値の結果は14.1億円であった。しかし,このうちの9億3百万円が市外に発生され,市内で発生する経済的付加価値は5億5百万円であった。さらに,施設建設の利益は,2億9千2百万円の投資に対して4千1百万円であった。施設運営の売上は,4億1千1百万円の投資に対して4億6千4百万円であった。プロジェクトの大きさに伴って,全体として経済的付加価値は増加したが,地域企業と地域従業員の関与がほとんどないならば,地域で発生する経済的付加価値が制限されることは明らかである。しかし,地域付加価値創造解析を用いて適切な投資を行うことによって,地域の経済的付加価値条件が強化できる可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
開発,再開発,都市整備  ,  競技場,展覧会場,記念建造物,その他 
引用文献 (19件):
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