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J-GLOBAL ID:202002287392790594   整理番号:20A1331391

東京湾岸地域における風向別VOC濃度割合を用いた発生源地域の推定

Estimation of Anthropogenic VOC Source Area around Tokyo Bay: Results from the VOC Concentration Changes in Relation to Wind Direction
著者 (12件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 92-99(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1767A  ISSN: 2185-4335  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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関東地方南部における光化学反応に大きく寄与している芳香族炭化水素,アルケンの発生源地域を推定するため,東京湾岸地域で2時間ごとの揮発性有機化合物 (VOCs) 集中観測を実施した。得られたデータを用いて,芳香族炭化水素と1,3-ブタジエンについて16方位別に全調査対象VOCs合計濃度に対する濃度割合を算出した。その結果と化学物質排出移動量届出制度 (PRTR) データから算出した16方位別距離加重排出量の傾向がおおよそ一致することから,東京湾岸地域の大気中VOC濃度および濃度割合は周辺の発生源と風向の影響を大きく受けていることが示唆された。各調査地点で調査対象VOCsに対するアルケンの濃度割合が最も大きい風向は川崎市および市原市沿岸部の方向であり,PRTRデータから確認できる1,3-ブタジエンの排出地域の方角を示した。このため,PRTR対象外のエチレンやプロピレンなどの主要なアルケン成分についても同地域から排出されていることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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大気質調査測定一般  ,  気圏環境汚染 
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