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J-GLOBAL ID:202002287562016090   整理番号:20A0000465

VNおよびVC下層上に形成されたFePt合金薄膜の構造に及ぼすキャップ層の影響

Influence of Cap-Layer on the Structure of FePt Alloy Thin Film Formed on VN and VC Underlayers
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 109-113(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0776A  ISSN: 1882-2932  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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200°Cでの低温堆積と600°Cでの高温アニーリングから成る二段階法を用いて,厚さ2nmのMgO,VC,およびVNキャップ層を用いた場合と用いない場合で,厚さ10nmのFePt合金膜をMgO,VCおよびVN単結晶下地層上に作製した。MgOおよびバナジウム化合物(VC,VN)の表面エネルギーは,FePt合金よりも,それぞれ低く,高かった。表面平坦性,格子変形,L10秩序化の程度,および磁気異方性に及ぼす下層とキャップ層材料の組合せの影響を研究した。MgO,VC,およびVN(001)単結晶キャップ層の有無にかかわらず,FePt(001)単結晶膜はすべての下層にエピタキシャルに成長した。FePt膜の面内格子は,下層および/またはキャップ層との格子不整合の調節において拡張された。格子変形は基板表面に垂直なc軸を整列させ,L10秩序化を促進した。VN下地層とMgOキャップ層の組合せを用いることにより,より高い秩序度とより強い垂直磁気異方性を得た。本研究は,表面エネルギーがFePt合金よりそれぞれ高いおよび低い,下層とキャップ層材料の採用が,秩序度と磁気異方性を強化するのに有効であることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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金属薄膜  ,  金属結晶の磁性 
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