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J-GLOBAL ID:202002287971361282   整理番号:20A2117737

環境再生による「いさはや新池」流域等の生態系健全化 湖沼におけるろ過浄化機能を有するイシガイ科二枚貝の定着化による環境再生保全

Environmental Regeneration and Conservation by Settlement of Unionidae Bivalves with the Purification Function of Filtration in Lakes
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号: 10  ページ: 736-742  発行年: 2020年10月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イシガイ科二枚貝は水中の懸濁有機物を餌として利用することで,大きな水質浄化能力を有することが知られている。また,コイ科タナゴ類の産卵場所として,必要不可欠な存在である。一般に,イシガイ科二枚貝の多くの種の寿命は10年程度であり,それらの存在は生息環境の持続的安定性を示す指標といえる。このように,湖沼においてイシガイ科二枚貝が定着することにより,ろ過浄化機能や地域生態系の安定化に貢献すると考えられる。諫早湾干拓調整池(いさはや新池)では,流入河川の本明川水系に生息する重要種のなかには,コイ科ヤリタナゴおよびイシガイ科イシガイがリストアップされている。湖沼,とくに,いさはや新池の環境再生保全に向け,イシガイの定着化を図ることにより,それらのろ過浄化機能を持続的活用できる可能性がある。しかし,イシガイの定着化には,水質や底質のみならず,繁殖に必要な宿主魚の存在等,生活史を踏まえた評価が必要である。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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海岸工学  ,  湖沼汚濁 
引用文献 (26件):

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