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J-GLOBAL ID：202002289622136933   整理番号：20A0249064

架橋による交換部位の独立性の増加による樹脂上の大きなアニオンによる遅い中間飽和交換

Slow, Mid-saturated Exchanges by Large Anions on Resins due to Increase in Independency of Exchange Sites with Cross-Linking

著者 (4件)： YONESAKA Takuya (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology) ,  YAGI Souta (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology) ,  YASUI Takashi (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology) ,  YUCHI Akio (Graduate School of Engineering, Nagoya Institute of Technology)
資料名： Analytical Sciences  (Analytical Sciences)
巻： 35  号： 12  ページ： 1327-1331(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0673B  ISSN： 0910-6340  CODEN： ANSCEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の架橋(CL)度の陰イオン交換樹脂上の種々の体積の芳香族アニオン(AAs)によるイオン交換を研究した。高AA濃度では,より大きく,より少ない独立交換サイトを有する低CL度の樹脂上での交換は,速く,完全に進行し,交換されたAA間の協同相互作用により,選択係数は交換の進行と共に増加した。対照的に,8%のCL度を持つ樹脂上での交換では,より小さい(分散による平均体積が300Å~3),より独立した交換サイトがあると,大きなAAはAAの体積より小さい交換サイトに入らず,イオン交換の中間飽和を引き起こし,反応時間を増加させる可能性がある。各AAの分離により,選択係数は交換の進行に実質的に依存しなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イオン交換 ,  架橋【高分子】 ,  *陰イオン交換樹脂 ,  *アニオン ,  *芳香族化合物 ,  係数 ,  架橋度 ,  エステル ,  スルホン酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  ナフタレンスルホナート ,  選択係数 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  第三アミン

著者キーワード (6件)： イオン交換樹脂 ,  芳香族アニオン ,  交換サイトの非依存性 ,  架橋度 ,  選択係数 ,  交換の中間飽和

分類 (1件)： イオン交換  (CC01020L)

物質索引 (7件)： 4-ニトロベンゼンスルホナート ,  4-ニトロベンゾアート ,  4-メチルベンゼンスルホナート ,  メチルオレンジ ,  ベンゼンスルホナート ,  2,4-ジニトロベンゼンスルホナート ,  2,4-ジニトロベンゾアート

引用文献 (22件)：

• 1. R. L. Gustafson and J. A. Lirio, Ind. Eng. Chem. Prod. Res. Dev., 1968, 7, 116.
• 2. P. Li and A. K. SenGupta, Environ. Sci. Technol., 1998, 32, 3756.
• 3. P. Li and A. K. SenGupta, Colloids Surf., A, 2001, 191, 123.
• 4. P. Li and A. K. SenGupta, React. Fumct. Polym., 2004, 60, 27.
• 5. P. Li and A. K. SenGupta, Environ. Sci. Technol., 2000, 34, 5193.

タイトルに関連する用語 (3件)： 架橋 ,  アニオン ,  飽和