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J-GLOBAL ID：202002290204464895   整理番号：20A1701475

大規模複数コーパスを用いた言語の文化進化の定量化

Quantifying Cultural Evolution of Language Using Large-Scale Corpora

著者 (4件)： 奥田慎平 (名古屋大 大学院情報学研究科) ,  保坂道雄 (日本大 文理) ,  笹原和俊 (名古屋大 大学院情報学研究科) ,  笹原和俊 (JST-さきがけ)
資料名： 人工知能学会全国大会論文集(Web)  (Proceedings of the Annual Conference of JSAI (Web))
巻： 34th  ページ： ROMBUNNO.2E4-OS-1a-05 (WEB ONLY)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1701A  ISSN： 2758-7347  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,言語も生物と同様に文化進化することが知られており,その研究をする際に進化生物学のアプローチが有効となっている。本研究では,英語の完了形構文の進化に焦点を当て,haveとbeの助動詞選択で働いている進化駆動力を検出するために,3つの大規模な英語コーパスを用いて19個の対象動詞におけるbe/have+PP用法を分析した。時系列とともに2つの相対頻度を分析することからhave+PPの補助選択が動詞の性質と文法的な使用法に依存していることが確認できた。また,集団遺伝学で用いられている手法を進化言語学に応用したFrequency Increment testを適用することにより,多くのbe+PPからhave+PPへの変化は,方向的な選択の力が働いている可能性があることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 言語学 ,  発展 ,  多様性 ,  *英語 ,  *構文分析 ,  文法 ,  *コーパス ,  頻度 ,  動詞 ,  頻度分析
準シソーラス用語： 英文法 ,  *言語進化 ,  *言語変化 ,  大規模コーパス ,  *文化的進化 ,  文化的多様性

分類 (2件)： 情報加工一般  (AC05010A) ,  自然語処理  (JE06000L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 大規模 ,  コーパス ,  言語 ,  文化 ,  進化 ,  定量化