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J-GLOBAL ID：202002290248717011   整理番号：20A2750467

大気起源窒素が秋季東部インド洋の基礎生産に及ぼす影響評価

著者 (10件)： 岩本洋子 (広島大 大学院) ,  川本雄大 (神戸大 大学院) ,  竹谷文一 (海洋研究開発機構) ,  松本和彦 (海洋研究開発機構) ,  本多牧生 (海洋研究開発機構) ,  SISWANTO Eko (海洋研究開発機構) ,  金谷有剛 (海洋研究開発機構) ,  野口真希 (海洋研究開発機構) ,  関谷高志 (海洋研究開発機構) ,  山地一代 (神戸大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集(Web)
巻： 2020  号： 秋季  ページ： ROMBUNNO.20F-04-7 (WEB ONLY)  発行年： 2020年11月17日 
JST資料番号： F0701D  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気起源窒素が東部インド洋の基礎生産に与える影響を理解するため,東部インド洋の南北測線上でガス・エアロゾル・雨水の捕集を行い,各試料に含まれる窒素化合物濃度から窒素沈着フラックスを推定した。エアロゾル中の窒素化合物濃度には明瞭な南北差が観測され,特にベンガル湾は人為起源物質の大気輸送の影響を強く受けていたことが示唆された。また,ベンガル湾におけるエアロゾルの乾性沈着による窒素沈着フラックスは1.2mgN m-2d-1,これによる炭素の取り込みは9.1mgC m-2d-1と推算された。発表では,衛星観測から推定された基礎生産値との比較から,大気起源窒素が基礎生産に与える影響を定量的に議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： *生物生産 ,  東インド洋 ,  *エアロゾル ,  *降水 ,  ベンガル湾 ,  窒素形態 ,  *窒素化合物 ,  沈降 ,  秋 ,  無機態窒素 ,  大気沈着

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 大気 ,  起源 ,  窒素 ,  秋季 ,  インド洋 ,  基礎 ,  影響評価