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J-GLOBAL ID：202002290504967944   整理番号：20A0020594

周産期甲状腺機能低下症の雄性子孫マウスにおける高活性行動表現型と変化した脳モノアミン作動性状態【JST・京大機械翻訳】

Hyperactive behavioral phenotypes and an altered brain monoaminergic state in male offspring mice with perinatal hypothyroidism

著者 (3件)： Umezu Toyoshi (Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Ibaraki 305-8506, Japan) ,  Kita Taizo (Graduate School of Food and Nutrition, Kyushu Nutrition Welfare University, Kitakyushu, Fukuoka 803-8511, Japan) ,  Morita Masatoshi (Graduate School of Agriculture, Ehime University, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan)
資料名： Toxicology Reports  (Toxicology Reports)
巻： 6  ページ： 1031-1039  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3006A  ISSN： 2214-7500  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 甲状腺ホルモン(TH)は正常脳発生に必須である。発達の初期段階における不全は注意欠陥/多動性障害に対するリスクを増加させる可能性があり,脳モノアミン系の機能不全が関与している可能性がある。しかし,子孫マウスにおける行動および脳モノアミン系に及ぼす周産期甲状腺機能低下の影響についてはほとんど知られていない。本研究は,周産期甲状腺機能低下症が多動性行動表現型を引き起こすかどうか,(2)周産期甲状腺機能低下症が脳モノアミン系にどのように影響するか,(3)高活性行動表現型が脳モノアミン系の状態と関連するかどうかを調べた。母親がプロピルチオウラシルに曝露されたとき,子孫マウスは周産期の間に甲状腺機能低下症を発症した。周産期甲状腺機能低下症を有する子孫マウスは,異常特異的方法における双方向活性回避試験において,高活性行動表現型を示した。周産期甲状腺機能低下症を有する雄マウスにおいて,線条体(ST),側坐核,視床下部および海馬において,ドーパミン(DA)およびセロトニンターンオーバーの有意な減少が観察された。STにおける外来活性とDAターンオーバーの間の有意な相関およびDA再取り込み阻害剤ブプロピオンに対する増強された外来反応は,STにおけるDAが周産期甲状腺機能低下症を有するマウスにおける超外来活性に関与していることを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 神経伝達物質 ,  甲状腺ホルモン ,  *周産期 ,  海馬 ,  側坐核 ,  *性行動 ,  *甲状腺機能低下症 ,  線条体 ,  *表現型 ,  ターンオーバー ,  視床下部 ,  機能障害 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 多動 ,  *モノアミン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 甲状腺ホルモン ,  多動性 ,  脳の発達 ,  モノアミン作動性神経伝達物質 ,  マウス

分類 (2件)： 糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (1件)： セロトニン

タイトルに関連する用語 (9件)： 周産期 ,  甲状腺機能低下症 ,  雄性 ,  マウス ,  活性 ,  行動 ,  表現型 ,  脳 ,  モノアミン