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J-GLOBAL ID：202002293691214955   整理番号：20A1720258

三人称視点の3DCGアクションゲームにおける衝突シーンの感性的な印象を向上する映像表現手法の提案 -旋回するカメラワークと透明化する障害物の印象評価-

Proposal of Representation Techniques to Enhance Affective Impressions at Scene of Collision in 3DCG Video Games of Third-Person Point of View - Evaluations of Camera Control Systems to Make a Half Turn and to Make Transparent Obstacles -

著者 (3件)： 井ノ上寛人 (東京電機大学大学院) ,  川端友未香 (東京電機大学大学院) ,  鉄谷信二 (東京電機大学大学院)
資料名： 日本感性工学会論文誌(Web)
巻： 19  号： 2  ページ： 155-161(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0400A  ISSN： 1884-5258  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三人称視点の3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)ビデオゲームをプレイするとき,通常,アバタとカメラの両方を制御することができる。CGゲーム世界にはいくつかの敵キャラクタがあり,アバタがそれと衝突した後,敵を見失うことがよくある。本論文では,アバタが敵と衝突した後,視点が水平方向に半回転するカメラ制御システムを提案した。カメラはアバタの背面からアバタと敵の両方を示す。さらに,アバタが敵と衝突したとき,障害物が半透明になってオクルージョンを避けるという表現技法を提案した。主観的評価実験の結果,提案技法の視覚効果は,感情印象の強化に有用であることが示された。したがって,提案技法がアクションビデオゲームの品質に寄与すると考える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コンピュータグラフィックス ,  立体画像 ,  感性 ,  主観評価 ,  画像処理 ,  *ビデオゲーム
準シソーラス用語： *3D-CG ,  映像表現 ,  感性評価

著者キーワード (6件)： 三次元コンピュータグラフィックス ,  Camera制御 ,  感性/感情評価 ,  三次元コンピュータグラフィックス ,  Camera制御 ,  感性/感情評価

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (14件)：

• [1] 太田啓路,河合隆史,海老根吉満,山口理恵:TVゲームによって引き起こされる3D酔いの評価,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,9(4),pp.343-351,2004.
• [2] 氏家弘裕:映像の安心な利用を可能にする映像酔い評価システムの開発,構成学,3(3),pp.180-189,2010.
• [3] 野村恵理,木竜徹,中村亨弥,飯島淳彦,坂東武彦:生体信号から推定した映像酔いとそのきっかけとなった映像の動きベクトルの特徴,電子情報通信学会論文誌,J89-D(3),pp.576-583,2006.
• [4] 佐藤美恵,阿山みよし,春日正男,郭素梅,小黒久史:視覚と映像コンテンツに関する感性情報処理とその実例,電子情報通信学会論文誌,92(11),pp.940-942,2009.
• [5] 小黒久史,郭素梅,鈴木直哉,佐藤美恵,阿山みよし,春日正男:カメラワークによる感性的効果の表示デバイス依存性に関する検討,感性工学研究論文集,7(4),pp.821-830,2008.

タイトルに関連する用語 (14件)： 視点 ,  3DCG ,  アクションゲーム ,  衝突 ,  シーン ,  感性 ,  印象 ,  映像表現 ,  手法 ,  提案 ,  旋回 ,  カメラワーク ,  障害物 ,  印象評価