文献
J-GLOBAL ID:202002294763325288   整理番号:20A1991707

テトラアザ[8]サーキュレンおよびその類縁体の合成と物性

Synthesis and Properties of Tetraaza[8]circulene and its Analogs
著者 (1件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 683-690(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
[n]サーキュレンは,中心にn員環を有する多環芳香族炭化水素(PAH)のクラスに属する。ヘテロナノグラフェン化学における最近の進歩に後押しされて,著者らは,特に優れた性質と機能を有する新規ヘテロ[8]サーキュレンと関連分子を探究した。最初の合成ターゲットとして,テトラアザ[8]サーキュレンを,ポルフィリンシートの8π反芳香族性への関心に関連して設計した。テトラベンゾテトラアザ[8]サーキュレンを,fold-in型酸化的縮環反応により良好な収率での合成に成功した。この分子の中央のシクロオクタテトラエン(COT)ユニットは,反芳香族性を示さないことが明らかになった。この分子は典型的な芳香族フルオロフォアのような高蛍光分子として挙動する。光学的性質はN-アルキル化反応によってさらに調整できる。開発した合成プロトコルに関連して,quasi-アザ[8]サーキュレン,トリアザオキサ[8]サーキュレンおよびアザヘリセンを合成し,特性化した。ほとんどの場合,アセトンやTHFなどの水素結合受容溶媒への良好な溶解性は,これらの溶媒に不溶性の通常の大きなPAHとは反対に,これらの分子の顕著な特徴を表している。ortho-フェニレン架橋環状ヘキサピロールとヘキサチオフェンの酸化で,予想外のヘリセン形成反応が見られた。最後に,トリベンゾトリアザサマネン骨格の形成を試み,酸化および還元の両条件下で部分的に縮合した生成物が生成した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
八員環以上の複素環化合物 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る