特許
J-GLOBAL ID:202003002323111312
WHOファイバー含有率の分析方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人あしたば国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-122673
公開番号(公開出願番号):特開2020-003328
出願日: 2018年06月28日
公開日(公表日): 2020年01月09日
要約:
【課題】測定対象粉末中において、世界保健機構で規定されている形状を有する繊維状構造のWHOファイバーの含有率を求める方法を提供する。【解決手段】測定対象粉末を分散媒に懸濁させて、測定試料液を調製する。測定試料液を測定試料液通液部材1の細径流路2に通過させつつ、細径流路2を通過する該測定試料液中の粒子をCCDカメラ14で連続的に撮像する。撮像結果を画像認識し、認識画像中に存在する全粒子の長径及び短径を自動計測し、各粒子の長径及び短径の値から、各粒子のアスペクト比を算出する。各粒子のアスペクト比から、WHOファイバーに該当するか否かの判定を行う。画像解析を行った全粒子中のWHOファイバーの含有率を求め、測定対象粉末中のWHOファイバー含有率を算出する。画像解析工程において、画像解析を行う粒子の数は1万粒子以上である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
測定対象粉末を分散媒に懸濁させて、該測定対象粉末を含有し、該測定対象粉末の固形分濃度が0.2〜1.0質量%である測定試料液を調製する測定試料液調製工程と、
該測定試料液を、測定試料液通液部材の細径流路に通過させつつ、該測定試料液通液部材の細径流路の透過部を通過する該測定試料液中の粒子をCCDカメラで連続的に撮像する撮像工程と、
該撮像工程の撮像結果を画像認識し、画像解析ソフトを用いて、認識画像中に存在する全粒子の長径及び短径を自動計測する画像解析工程と、
該画像解析工程で得られる各粒子の長径及び短径の値から、各粒子のアスペクト比を算出して、各粒子がWHOファイバーに該当するか否かの判定を行い、画像解析を行った全粒子中のWHOファイバーの含有率(質量%)を求めるWHOファイバー含有率の算出工程と、
を有し、
該画像解析工程において、該画像解析を行う粒子の数が1万粒子以上であること、
を特徴とするWHOファイバー含有率(質量%)の分析方法。
IPC (1件):
FI (2件):
G01N15/14 B
, G01N15/14 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
粒度分布測定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-206722
出願人:東邦チタニウム株式会社
-
チタン酸カリウムの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-092274
出願人:東邦チタニウム株式会社
-
粒子画像分析装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-271453
出願人:東亜医用電子株式会社
前のページに戻る